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2019年6月13日木曜日

洋画 Ⅰ - 1 (牛骨鉛筆デッサン)b

続いては東京での1回目1年次スクーリングの報告です。6月初めの1()2()と、東京外苑キャンパスで牛骨鉛筆デッサンのスクーリングが行われました。今年度入学された方を中心に27名の方が受講、担当は小川先生と小牟田先生、SAは山中さんでした。
1日目
課題の説明後、SA(スクーリングアシスタント)による描き出しのデモンストレーションを見てもらいました。モチーフ(牛骨)に対しての体の方向、イーゼルの位置、鉛筆の持ち方から動かし方まで、参考になる点が沢山あったのではないでしょうか。
次いで各自選んだ場所へ移動し、早速デッサンスタートです。
全体のプロポーションを観察しつつ、徐々に形を捉えていきます。
牛骨の造形を観察し、形や明暗、面の向きを何度も確認しながら描き進めます。
皆さんとても熱心で、あっという間に時間が過ぎていきます。
1
日目の最後には寸評を行い、各自確認したところを翌日の制作へと繋げます。
自分の作品を、他の人の作品と並べて観る事ができる点もスクーリング授業の醍醐味です。
2日目
朝のフレッシュな目で、もう一度、形や造形、光の当たり方を確認します。
事前課題のグレースケールと見比べながら、トーンの幅についても考えていきます。
午後には描き込みも進み、
次第に力強いデッサンが現れていきます。
牛骨の質感や量感や色味、牛骨が設置されている状況にも観察が進み、それらの痕跡が画面に重ねられて、説得力のあるデッサンができあがっていきます。

細部を描き進めながら、同時に全体をみる視点を忘れない、デッサンを進める上で大切な視点です。

皆さん最後まで、時間一杯、集中力高く取り組んでおられました。

最後は全員の作品を並べて、1点ずつ講評が行われました。ずらりと27枚の力作が並び、壮観です。

27点もの作品が並び、お互いの作品に刺激を受けて、得る物の多い2日間となったと思います。
一人一人がモチーフ、自分の作品とじっくり向き合い、観察と描写を繰り返し、その中で生じる疑問と発見が多くあったでしょう。
スクーリングを通して体得した、「描く」という実感は、今後の制作に活かされると思います。
皆さま、2日間お疲れさまでした。
       以上小川先生でした。