東京スクーリング「風景を描く」担当の小川万莉子先生からの報告です。
日時:11/9,11/10
洋画Ⅲ-2「 風景を描く」スクーリング
担当:小川 2日目午後:田中先生 SA:家田さん
今回のスクーリングには19名の生徒さんに受講して頂きました。
◇1日目
午前中、課題の説明後、さっそく外苑キャンパスの敷地内で、描く場所を探します。初日の制作は鉛筆、ボールペンを使用してモノクロームで仕上げます。
寒空の下、場所を決めてスケッチです。
午後、一度教室に集まって、事前課題を皆で見ていく時間を取りました。
季節や時間、人をテーマにして集めてきた写真から、自分の興味の対象を探り、風景を描く土台を見つけます。
その後は時間いっぱい描き進めていきます。
皆さん集中力高く、カイロで体を温めながら自分の風景と向かい合っています。
17時からは全ての作品を並べて寸評です。
力強い作品が揃いました。
ボールペンという消せない画材の使用によって、細部への観察、描写への意識の高い作品が仕上がっています。
◇2日目
2日目も肌寒いですが、お天気に恵まれ、前日と同じ場所で水彩を使った表現を試みます。水彩を
使用するのは初めてという方も多く、思うように表現できないという方もおられたと思いますが描き進めるうちに、次第に絵具に慣れていくようで、どんどん、描くスピードも上がっています。
この日は、天皇陛下即位パレードの日時と重なり、昨日とは風景の様子が違います。
2日目16:30過ぎまでしっかりと風景と向き合い、制作して頂きました。その後、教室に戻って19名の作品を並べて合評です。
1日目のモノクロームでの制作を通して、意識した事、気付いた事、表現したいと思った事を、2日目の水彩で挑戦してみた方が多かったと思います。狙い通り描けた方、描けなかった方、もう少し時間が欲しかった方、様々ですが、今回のスクーリングを通して風景と向き合い、素材と向き合い描いた経験は、確実に力になっていると思いますので、是非、次の作品に活かして制作を続けていって下さい。
2日間、寒い屋外での制作、大変お疲れさまでした。
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2019年11月30日土曜日
2019年11月28日木曜日
卒業生の12月に開催される展覧会を紹介します。
卒業生の12月に開催される展覧会を紹介します。
一昨日卒業制作の4回目が終わり、もう12月。
昨日ブログアップされていましたね。
みなさん渾身の力で描かれています。
今年度から2日間スクーリングGA始まり、心配もしましたが、
皆さんの努力で洋画はどの学年も無事に進んでいます。もう一踏ん張りしてください。
さて卒業生も頑張っておられます。2017年度卒業生の作谷美菜さんの個展のご案内です。
こちらのグループ展は第二回目の展覧会でしょうか。
今年、このギャラリーは誕生したのではなかったかな?
卒業生の皆さんが個々の活躍をされるのは嬉しいですね。
卒制で頑張られた分、卒業されてからはそれぞれが自由な形でアートに関わっておられます。ご活躍応援いたします!!!(K.)
一昨日卒業制作の4回目が終わり、もう12月。
昨日ブログアップされていましたね。
みなさん渾身の力で描かれています。
今年度から2日間スクーリングGA始まり、心配もしましたが、
皆さんの努力で洋画はどの学年も無事に進んでいます。もう一踏ん張りしてください。
さて卒業生も頑張っておられます。2017年度卒業生の作谷美菜さんの個展のご案内です。
作谷美菜 絵画展
ほこりが光に変わる日に
2019.12/10~15 11:00~19:00(最終日は16:00)
gallery G
tel 082-211-3260
作谷さんの初個展ですね。
卒業制作では水や涙、水滴など透明で密やかで、形のないものを雨や水溜りなどを通して独自の世界で描かれていました。今回のタイトルも詩的ですね。
場所は広島市中区です。皆さんご覧くださいますよう。
水上卓哉個展
またここで会おう
2019.11/30(土)〜12/21 (土)
11:00~18:00金曜日は20:00まで
ガルリラベ 052 834 5761
cavaCAVA
池田千里 植田真理子 島村薫 中原圭司
原田美紀 松本繁文 森山麗子
201912/3~8
11:00~18:00(最終日17:00)
MIKAGE GALLARY もだんみりい
こちらのグループ展は第二回目の展覧会でしょうか。
今年、このギャラリーは誕生したのではなかったかな?
卒業生の皆さんが個々の活躍をされるのは嬉しいですね。
卒制で頑張られた分、卒業されてからはそれぞれが自由な形でアートに関わっておられます。ご活躍応援いたします!!!(K.)
2019年11月27日水曜日
卒制4スクーリング報告
【2019年度洋画卒業制作4報告】
フォローアップ:11月21日(金)13:20~17:40
卒業制作④:11月22(土)~23日(日)
京都担当:川村・山河・由井
東京担当:奥田・山本
今年もそろそろ年末が見えてくる季節になり、少しずつ冬の気配がせまってきました。
先日報告の通り、京都では恒例の「洋画教員展+卒業・修了生」小品展であるPAINTINGS20+がギャラリーヒルゲートで行われました。
その会期終盤に重なり、京都と東京で同日開催の卒業制作④が行われました。
本日はその報告です。
いよいよ卒業制作も後半に入り、みなさん自作充実に向け気合いが入ってきました。卒業制作最終提出の直前に提出するポートフォリオと副論も次第に仕上がりつつあります。
東京卒制B日程も同時に外苑キャンパスでスクーリング開催!
京都の報告後に続きます。
22日:京都卒制④事前フォローアップ
フォローアップは自由参加ですが25名の方が参加されました。
それぞれが真剣な面持ちで講評やアドバイスに聞き入ります。
意外に、二点を仕上げに近い形で持ってこられた方が多かったですが‥
それでも更にどうすれば良いかが問題なのでしょうね。
スクーリングでは合評が行われませんので、全部とはいきませんが、ズラッと並んだ
フォローアップでの力作をご紹介します。
一枚目に集中される方や、二点を同時進行する方、悩みに悩んでいる方もおられますし、
すべての方がフォローアップには来られませんが、ざっとこんな雰囲気です。
みなさん本当に自宅で思い切り描いていただいているようで頼もしい限りです。
と云うと焦る方もおられるでしょうが、自分は出来てないと悲観する必要はありません。
仕上げの方向さえ見えれば、やっと後半戦まだまだ時間はあります。
如何でしょうか、この真剣な眼差し!とは云っても、
まだ卒制④ではなく前日のフォロ―アップなのですが‥
この後‥川村先生のミニ講義をお聞きして17:40に終了しました。
■京都卒業制作④
さて、いよいよ卒制④本番です。出席後に予定確認をしてスクーリングへ突入!
京都は全員で39名、やはり多いですね。
今回は京都は川村・由井・山河の三教員で担当させてもらいました。
一日目から担当を分けての、事前課題ポートフォリオとプレ副論のチェック。
それぞれ100号の指導も含め両テキストの指導など盛りだくさんでした。
チェック後には、私達は三教室に分かれたみなさんの机間を周りそれぞれの意見を‥
先生はいろんなことを言うのですよ‥
みなさんそれを聞きつつ、取捨選択しながらの制作です。
ああして‥こうして‥どう仕上げていくか?
それぞれがなんとなく自分の最終ビジョンを作っていく時期でもあります。
このテーブル風景が、ちゃんと作業をしてきたのを物語っています。
実際のご自宅ではもっとすごい状態でしょうが‥
油彩ありアクリルありですが、皆さんこの絵具だけで100号という大画面に自分の世界
を作り上げているのです。本当にすごいと思います、自信を持って下さい。
ただ泣いても笑っても学生生活もあと少し‥
何が出きても大丈!悔いのないようやりきりましょう。(Y)
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ここから
東京卒制B日程も同時に外苑キャンパスでスクーリング開催!
ここまできたら制作が重要。これから卒業して大学から離れても一人でやっていける力をつけることがこの卒業制作では大切です。我々はそこのところを支援していきます。そしてポートフォリオも副論も記録と頭の整理にはとても役立ちます。絵を描くことは頭の中に溜まった様々な希望欲望蜃気楼を吐き出すこととも言えます。ただ出しっ放しは自分勝手のガキ大将ですから、形を整え客観性を持たせます。
さて、
もちろんどなたの作品かは一目瞭然ですがまだ未発表の作品です。お披露目は卒業制作展ですので、あまりお見せしない方が良いかとも思います。みなさん想像力豊かに組みたたてください。
東京は山本先生、
いつもながらのクールなご指導と特別講義で、これまた超クールな作品を拝見いたしました。
制作風景もちょっとだけ。
また次回。
12月7,8日はすぐそこですから細かいことは言いません。そして、良いクリスマスが巷に溢れる中、良い年越しができますよう12月を乗り切りましょう。(O)
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