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2019年3月28日木曜日

3/21に外苑キャンパスで東京説明会が行われました。

今日はその報告です。
外苑の門の所に桜一本が鮮やかに開花していました。
3/27は桜の日ですってね。

サクラサク 3×9=27ってことかな?
一足早く21日に開花していました。




今回最後の説明会でした。
会場全体説明会の様子です。


さて今回の洋画コースのテーマ
人は人をどう見てきたかー顔・身体・衣服をとおして」

現在のように写真や映像が発達する以前には、人は(自分は)人を(自分を)どのように見てきたのでしょうか? 画家たちは古から人間を様々な角度から見つめてきました。画家たちは妻や子供を描き、時に自分自身の顔を研究材料として扮装までして描きました。その最たる一人に17世紀の画家のレンブラントがいます。彼の自画像は、まるで彼の波瀾に富んだ自叙伝のようにその人生を彩っています。古典から現代までの「人」の表現を辿るとともに、本コースの特色の一つでもある人体演習を紹介しました。

レクチャー後は簡単な実演。
油絵を体験していただきました。


初めての方でも大丈夫。
天才ピカソのヌードの絵画と、メアリー・カサットの絵画が材料です。
どういうこと?
まあやってみましょう。


       



 絵具を混色してピカソの色彩に近づけます。
でもキャンバスにはメアリー・カサットの絵がプリントされたものを使います。






偉大な二人の画家の絵が参加者の皆さんを後押しします。





はい。時間です。30分足らずの油絵体験でしたけど、如何でしたか。
皆さんすごく集中されていました。
0号キャンバスで、しかも筆は太くて描きにくかった事でしょう。
不自由もなんのその。描き始めたらもう夢中です。



最後は出来上がったものを披露し合います。








なかなか優れた作品が出来上がりました!


全体が写っていなくてすみません!

でも東京で、初めて会った方々と共に楽しい一時を過ごしました。
描くことはいろんな意味で人と人の出会いを豊かにしてくれます。
ぜひ勇気を出して洋画の扉を開けてみませんか?

皆さんお疲れ様。そしてありがとう!!!(K.)














2019年3月14日木曜日

卒業生展覧会のご案内

卒業生のご活躍2

 2018年度卒制・修了展展示も終わり、現在展覧会が行われています。
私達教員は何かとありますが、卒業生の皆さんにとり、あとは卒業式と卒制の展示会場での公開講評を残すのみとなりました。学生生活も残り少なくなりましたね。

 さて、先日アップした3月10日京都説明会の翌日からは、各年度卒業生の皆さんのグループ展が京都市内あちこちで催されています。先生方もそれぞれ仕事の合間に回って下さっているようです。
 私と奥田先生は、11日昨年度卒業された2017年度生が行っている「第一回絵楽くらぶ17絵画展」へ講評と懇親会にお邪魔してきました。
 四条烏丸を一筋西に行き下がったところにある、池坊短期大学内にあるギャラリーで12日より17日日曜まで行われています。お時間のある方は是非覗いてあげて下さい。


会場の様子です。
 
はい、こんにちは…ご無沙汰です。

1年ぶりに出会う顔同志、本当に久しぶりのようで皆さん楽しそうでした。




昨今の運輸事情か、小さな作品が中心になっています。





奥田先生と2グループに別れてたっぷり1時間ほど講評。
講評中の奥田先生!もう少し大きな作品で頑張ってほしいと力説されてました。

以上、こうして皆さんが集い、互いを励まし合うことはとても大切です。
同時に負けたくないという、競争意識も実はとても表現していくうえで大切なことなのです。励みになる同窓展であるとともに、競い合う展覧会にしていただければと思います。
また来年お会いしましょう。

1日おいて、他の展覧会にみもお邪魔しました。
是非お互いにも足を運んでいただければと存じます。

まずは、ちょっと離れた京都市美術館別館で私達の先輩が43年間に亘り、行ってきたGoodArt 43rdです。


通常の絵画に飽き足らぬ様々な表現を模索している方たちの展覧会です。有名な方から、本学の卒業生まで、関東や関西のさまざまな方が参加する展覧会です。
今回は綺麗な壁でドクメンタなどの現代美術のようでしたが、主催者吉田さんの語るところでは、「古い穴あきパネルがいいんですけど…」との言でした。
興味のある方は是非!

続いて、京都寺町三条あがるのギャラリエヤマシタの1号館2号館では

それぞれかみはてくねん会展、2011会展が行われていました。


少し下った河原町蛸薬師下がる東側のギャラリーマロニエ4Fでは、前回紹介のあった卒業生5人展です。

その後富森さんの個展へ足を運び少々疲れました。
神戸では下記の展覧会もやっていますが、こちらは遠いうえ毎日用事で今回はいけません。すみません。


3月下旬には京都岡崎の「みやこめっせ」で下記の2014庭石会の展示も行われます。


このように卒業生の皆さんが頑張って展覧会を開いてくれるのはとても活気があり嬉しいことです。いつまでも元気で描き続けましょう!

4月の新しい展覧会案内も来ていますが、しばらくお待ちを。(Y)





続、3月の卒業生展覧会のお知らせ

春の風が吹き、花粉も満開のこの頃です。
辛い!です。
目には涙、鼻にも涙です。
涙といえば明後日の16日は2018年度卒業式。
お天気に恵まれますように。

卒業・修了制作展もあとわずかですが、
そのほかのOB・OGの皆さんの展覧会が京都や神戸などで相次いで行われています。
詳しい情報はこの洋画ブログ3月の展覧会情報を遡ってご覧ください。

今日はその続編

今個展開催中の冨森努さんは、昨年の卒業制作で発表されていましたが、
正式な卒業年度は、今年度2018年度卒業生になります。
ご卒業おめでとうございます!
現在、冨森さんは
京都のArt Space  MEISEIにて17日まで、個展開催中です。

         

卒業も果たされ、個展も開催されていい春ですね。
色彩が鮮やかなこの静物ほか、どのような展観になっているのでしょうか。

そしてもう一人2018年度卒業の伏木章雄さん出されているグループ展のご案内。

汎具象春季展が19日から24日まで京都文化芸術会館で行われます。

           

研究室ではみなさんのご活躍を毎回楽しみにしています。( K.)









2019年3月12日火曜日

卒業制作展!初日には京都最終説明会が行われました。

重ね重ねで失礼します。
先の卒展・修了展に続いて同じ会場風景になりますが、卒業・修了制作展の初日にこれから入学しようかな、と思っている方たちが説明会に参加して下さいました。

快晴の中展示が行われました。

垂れ幕も精一杯大きいのですが、柱の方が大きいですね。

始まっているようで、そうではありません。脚立が見える通り9日の搬入作業中です。

こちらは翌日10日の入学説明会ですね。


少し雨模様の中、訪れてくれた方たち

いきなり説明もそこそこに卒展会場に移動しました。

皆さんの力作の前でそれぞれが考え、描いた内容の説明をしました。

普通に会場には鑑賞に訪れた方々もおられます。

その他の方も交え、熱心に私の解説を聞いていただいてます。

全部は無理ですが、たっぷり一時間弱ギャラリーでの講評の後…
教室へ戻り、相見先生と私(Y)と2人で洋画コースの説明と学んでいく概要説明。

皆さん熱心に聞いて下さり、具体的なことに関する質問なども出ました。
面倒そうな油絵を描いていく楽しさを感じてもらえれば嬉しいですが…
どうだったでしょう?

ではもう一度、来れない方のために卒御・修了制作展の紹介です。


何気なくスナップを撮影しましたが、少しずつ興味を持って入って下さる方の中には、気に入った作品の写真を撮影される方もちらほらいて、なんとなく自分のことのように嬉しいものです。




ずっと同じ絵の前で佇む人もおられました。


なんとなく同じお二人の女性があちこちで、話し込んでおられましたが、どなたかのお知り合いでしょうか。 








こんな風に卒制初日がオープンし、皆さんの力作の前で足が止まる様子は見ていて嬉しいものでした。きっと説明会のギャラリー・トークに耳を欹てていた方には、少しずつ絵を描く素晴らしさに興味を持っていただいたのではと思いました。

卒制を終えられたみなさん、いろんな先生の助言や辛口批評もありましたでしょうが、こうして並ぶと描かない人にとっては、どれもこれも心の籠った力作「すごいね!」の一言に尽きるのだと思います。
これからも卒制をやり通した自信を持ち、どんどん前を目指して歩んで下さいね。
少々前のアップとダブりましたが、卒制会場に来られない方には少しは会場の雰囲気が伝わればと思います。(Y)

次回の入学説明会東京(最終)のお知らせです。
         
      3月21日      東京入学説明会-外苑キャンパス
      12:00〜13:00    全体説明会
    13:10〜15:00       洋画レクチャーとコース説明会
    15:00〜17:00  質疑や自由に他コースへ       
        レクチャーは「人は人をどう見るか」を川村悦子が担当します。
       洋画ではスクーリングやテキスト課題で自画像やヌード等、自らと人を
       テーマに学びの過程があります。
       美術の歴史の一コマを紹介するとともに洋画の学生の作品作例もお見せし       たいと思います。油絵具も紹介。(K.)
         しばし洋画の世界を楽しみませんか?