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2017年9月30日土曜日

そのほかの10月教員展覧会

金木犀の香りがほのかに漂います。天高く、いいお天気ですね。
このところ展覧会のお知らせが続きます。
今日もお知らせお致します。

東京学舎で指導いただいている津上みゆき先生の個展です。

津上みゆき展
2201710/7~10/15 10:00~18:00
工房  IKUKO  倉敷市
アーティストトーク10/8  15:00~



津上みゆき個展 
10/22~12/10 11:00~20:00
MIZUHO OSHIROギャラリー  鹿児島
アーティストトーク&プレオープニング10/21 18/00~21:00
 倉敷と鹿児島で展覧会。津上先生頑張っています!!
絵筆を自在に動かして独特の筆致で「場所、時間、季節、」を色彩あざやかに表現されています。いとも簡単に描かれているみたいですが、キャンバスに定着するまでに紙のうえで何枚も推敲されているようですね。
絵が深呼吸しているみたい。
岡山、九州近郊の学生さんがお出かけくださると嬉しいです。

宮本三郎デッサン大賞展に出展されているのは富士篤実先生と由井武人先生。
このコンクール展も4回目を迎えます。

宮本三郎デッサン大賞展
9/23~12/3 9:00~17:00(16:30までに入館・会期中無休
小松市宮本三郎美術館
入館料一般400円、大学生200円






宮本三郎さんは二紀展の草創期のメンバーのお一人。卓抜な人間表現が見事な画家でした。私も宮本三郎素描集を持っていて久しぶりに開いてみました。
手と目が同時に動くというのはこういう人のデッサンでしょうね。
線が乱舞しているような感じです。
私は行った事がないのですが、小松市が生誕地。
ふるさとに美術館があって、なんと東京の世田谷美術館分館として宮本三郎記念美術館もあります。この展覧会はこちらにも巡回します。12/16~3/18まで。長期です。

美術館×植物  ! ?
アートで植物採集
10/7~11/26 10:00~17:00(16:30までに入館・水曜日休館)
西宮市大谷記念美術館 
入館料一般500円 大学生300円




日本画、洋画、陶芸といったジャンルにこだわることなく、「植物のかたち」「季節と植物」「植物とくらす」の3つのテーマによってコレクションを紹介し、美術における植物の役割や、どのように植物が表現されているのか、について考えられた展覧会が西宮市大谷記念美術館で開催されています。
川村も出展しています。
散策するにも鑑賞するにもベストシーズンのこの季節。ぜひ皆さん展覧会巡り致しましょう(K.)

2017年9月27日水曜日

教員とSAのダブル個展

 やっと、今日搬入を終えホッと一息ですが、遠くて皆さんには中々見てもらえずすみません。
 今度は三年次担当の富士篤実先生からの個展情報です。
こちらは、大阪長堀橋近くなので関西の方には見ていただける範囲ですね。
京都スクーリングでおなじみのSA(スクーリング・アシスタント)大橋麻里子さんとのダブル個展らしいです。
 どんな展覧会なのやら興味深々ですね。お近くの方は是非ご覧になって下さい。

《富士篤実&大橋麻里子 個展》


大橋麻里子 『余白//空白』富士篤実 『冬眠と山ごもり』


2017.10/2(月)~15(日)       
12:00〜19:00(最終日17:00まで)
休廊 10/4.5.11.12(水、木曜日がお休みなのでお気をつけください。)

レセプションパーティー 10/14(土)17:00~20:00

場所:SIOギャラリー 大阪市中央区南船場1-3-26 ☎06-4708-8727

富士先生からのメッセージ】
この度、個展を開催をすることになりました。
今回は、SAの大橋麻里子さんとのダブル個展形式ですので、会場に足を運んでいただけると、一度で二度おいしいお得な展覧会になっています。
ただ、お互いに知っている者同士で孤立した個展をするのも何か違うし、かと言って二人展とも違うので、展示の境界線を緩やかにする意味も込め、途中まで制作したものをお互いに交換して相手が仕上げる制作も試みてみました。
  グループ展へのある種「なげかけ」も想いとしてあるので、是非学生の皆様には足を運んでご観覧いただけたらと思います。



詳細地図です。クリック拡大してご覧ください。

※面白そうな試みですね。以前に川村先生と彫刻家の方が同じようなことをやっておられましたね。今回はどんな風に二つの個性が交錯するのでしょうか。言葉も「類似しているようで意味が違う」といった同じような対比を意識されているようですね。(Y)




卒業生のご活躍ー新制作展・MARBLE'17展ほか

現在、東京と神戸で開催中の展覧会を紹介します。
通信洋画コースの卒業生の皆さんが頑張っています。

今回の公募展は新制作協会展です。

作品の出品規定がきまっていますが、新制作はどれも大きい作品が多いですね。

そしてMARBLE'17展も今年で第10回目を迎えました。

こちらも100号の大きな作品がずらりと並んでいました。

洋画コースの目標の一つは、大学で学んだことを、卒業後どのようにして継続し、生かしていくかですが、こうした皆さんのご活躍を拝見して嬉しく思います。(K.)



最初は新制作展から、今六本木の新国立美術館で開催中です。
関西には今回は神戸原田の森ギャラリーに11月1日から11月8日まで巡回されます。
(展示されるのは関西在住者のみになります。)
今年も沢山の入選者ですね。会員の一居孝明先生から報告いただきました。
入選者を紹介しましょう。

第81回新制作協会展 国立新美術館 
2017920()ー102()
10001800(入場は1730まで)

金曜日は2000終了(入場は1930まで)
最終日102()14:00終了(入場は13:00まで)

 


一居孝明「Gold sight] 202×285㌢

一居弘美(遺作) 「Seeds」182×273㌢
一居先生ご夫妻の作品です。こうして改めて拝見すると対照的ですが、
一居先生のGold sightの作品には一条の光のようなものが上下に走っています。
透き通った硝子台のような上にはビニールに包まれたものが。
この二つの作品が静かに向かい合っているかのようです。

甲斐美奈子「回想1」(絵画部賞) 

そして嬉しいお知らせがあります。
甲斐美奈子さんが絵画部門賞を受賞されました!おめでとうございます
  
  鮮やかな色彩ですね。甲斐さんの身の回りのものが登場する画面に次第に華やかさとあでやかさが色濃くなってきました。女性の感性が息づいています。

  今年の入選者の皆さんのお名前です。

通信卒業生入選者17名
今井宣子 川口宣樹 神野隆起 田中秀二郎 八木佳子 
和気優周 渡邊啓子 大塚朱美 岡田峰子 奥野多美子 
甲斐美奈子 神田恭子 河原城勝巳 大下かる 国松京子 
阪田茂子 藤川妃都美
   大塚朱美、岡田峰子、国松京子(初入選3名)

通学卒業生 
一居孝明 一居弘美(遺作) 
海野厚敬 丸尾宏一 丹治智陽

皆さんおめでとうございます。


第10回 MARBLE'17展
兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー東館1F・2F
2017年9月26日(火)ー10月1日(日)
10:00~18:00 最終日は15:00まで


マーブル展は美術科を卒業された絵画・染織・陶芸のみなさんによる展覧会ですが、
それぞれ出品は100号大の作品です。日本画、洋画、染織は壁面展示には慣れていますが、陶芸の方の展示はひと工夫凝らされていました。

本当にマーブリングの状態で展示されていて、領域区分が感じられず面白いなあと思いました。
          

会場は一階と2階に分かれています。
計45名の作品が展示。
以下、洋画コースの作品群です。(…のつもり)










初日には中原史雄先生の講評会が行われていました。

熱心に。神妙に。








こうして拝見すると、何人かの卒業生のお顔が浮かびます。2013年度生からの作品はわかるのですが、それ以前のお名前と作品名が一致できなくてごめんなさい。また講評会のため作品撮影が出来なかった皆さん。お許しを!

次は展覧会名のみの紹介になりますが。

長谷川美代子絵画展  
【期間】928()103() 11時~7
 最終日5時まで。  
【会場】ギャラリー香  http://www.midosuji.co.jp/
 
 2000年度洋画の長谷川美代子さんの個展です。 
 水彩画で風景、静物30点を展示されます。

KOBE ART MARCHE
神戸アートマルシェ2017
神戸メリケンパーク。オリエンタルホテル13階
2017 9/29 ・9/30 ・10/1    11:00~19:00
久下じゅんこ・鈴木那奈・平林拳ほか5名による、
銀座かわうそ画廊 1332号室

神戸アートマルシェが2009年に神戸のオリエンタルホテルで始まって、もう9年目。
各客室をギャラリーに見立てて国内の画廊が作家を展示するアートフェアーです。
鈴木那奈さん。かわうそ画廊推薦でアートフェアー初登場かな?
入館する為にはお一人1000円の入場料が必要になります。
神戸に皆さんお出かけくださいね。