2017年9月22日金曜日

大きな絵

今日は造形大学縁りの展覧会を回ってきました。

秋晴れの爽やかな一日でした。

皆様からのご案内を毎週沢山いただき、なるべく拝見できるように回るのですが、
勘違いの多い私。日程間違える事も多々あります。ご容赦下さい。

大阪の天野画廊では城野愛子先生の個展を見てきました。
斜めからの写真でごめんなさい。1300×3560mmの大作です。
見応えがありました。今週土曜まで。







上の作品の左部分です。
室内風家と室外風景が繋がっています。
ウルトラマリンのブルーにカドミウム・レモンイエローが対比して鮮やかな印象です。
でもグレーの色彩がとてもシックな雰囲気を醸し出していますね。

この作品のスケッチがこれ。
手のひらに入る小さなスケッチブックに描かれたもの。
ポケットに入れて、鉛筆一本でささっと描けそう。

洋画コースのドローイング課題に「手」を50枚描く課題がありますが、
あれは大きなクロッキー帳です。線を引く勉強になりますし、思い切った事も出来るけれど、持ち運びが大変ですね。







この小さい手のひらサイズってなかなか見つけられませんが。
江之子島のセンターの近くの紙問屋さんにうっているらしいです。

巨大な絵の下絵になったミニデッサン帳。このコントラストが面白いです。



さて京都へ。

京都寺町のギャラリーヒルゲートへ。
古野恵美子先生の個展を見に行きました。
今週日曜日まで。


ことらも超ビッグなサイズの作品です。
1940×4850mmです!
古野先生の新境地ですね。
子供や大人が小人のように描かれていて…。ではなくて、
広大な地平線に高木の木々が葉を落として林立しています。
その下部方向に人々がひしめきあっている。




こちらも木ではなくて先端が尖った白いポールのようなものの下で、
人々は何をしているのでしょう。

世界で難民問題が生じていますが、
そういう世界にも見えて、暗示的です。

城野先生も古野先生も大作で、パワーふる作な品でした.


最後は今年第一回目の桜舞会展。
今週日曜日まで。
AUBEってフランス語?
京都文化博物館5Fで森田康雄先生を交えた5名の卒業生の作品展です。

立派な冊子もつくられて、作品は大作ばかり。



会場風景



伊藤吉一さん。「ヤブツバキの森」

山本道子さん。「樹・光・時の流れ」


森田槙子さん。「ダンシング・ヒーロー」

中谷洋子さん

森田康雄先生 「ARUKU」


森吉恵一「春はこぬか雨」


皆さん大作を3~4点づつ出展されています。

「展覧会をするという事は、いつもと違う角度から自己検証を終え、それぞれの世界へ問題を持ち帰る為の場であってほしいと願っている」という森田先生の言葉が添えられていました。
そうですね。
いつものアトリエから場を変える事で、みえてくるものがある。
自作を並べる事で、明らかになることがある。
他の人の言葉から気づかされることがある。
何より会場で並べた作品を見入る自らの眼が、すでに次の作品に向かって、
構想を練っています。 きっと。
次の展覧会はまた何年か先に行われることでしょう。
楽しみです。
最後に森吉恵一さんの、上の作品「春はこぬか雨」は
滋賀県展で特選を受賞されました。
おめでとうございます!!!(K.)