2015年12月29日火曜日

洋画コース「冬の一日体験入学」のお知らせ

 12月の4年生卒制スクーリングも終わり、昨日28日は大学洋画研究室の掃除と整理にまいりました。
折しも今期最後の1年生と3年生のテキスト科目添削講評会も行われていて、先生方が多く来られていました。皆様お疲れさまでした。
大学は12月28日が今年の仕事納めで、1月6日から年新たに始まります。

どうぞ2016年が無事に明けて、皆様にとってつつがない一年となりますように!!!

さて年明け早々には「冬の一日体験入学」が行われます。
洋画コースは平成28年1月11日(月・祝日)に京都本学にて。
      平成28年1月16日(日)は東京外苑キャンパスにて。

それぞれ12:10~17:00まで体験授業がたっぷり味わえます。
京都本学では「初めての油絵講座ーあなたもセザンヌ」
川村、古野恵美子先生、富士篤実先生の3人で行います。
東京外苑キャンパスでは楽しい色彩講座ーシャガールに挑戦」
中原史雄先生と山本努先生、SA.の竹内さんで行います。
どちらも
12:10から入学式(全体説明会)
13:00~16:00  体験授業
16:00~17:00  説明会(事務局では13:00~17:00まで通しで説明会を行っています。)

という段取りです。
「あなたもセザンヌ」「シャガールに挑戦」というタイトルは私、川村が即興でつけましたので、ま、こういうことを授業の中で体験するとお考えください。
あっという間に時間が過ぎること請け合います。参加希望者は手ぶらでいらして下さい。
すべてこちらで準備しています。

なおこの体験入学は予約申し込みが必要です。詳しくは大学ホームページか、
電話 0120-20-9141にお願いします。(大学は新年明けて1/6からの申し込みになります。)

では皆様どうぞお元気で。来年またお会いましょう。(K.)





2015年12月28日月曜日

卒制スクーリング報告

《卒業制作A・B日程合同スクーリング》

12月24日(木)~26日(土) 担当:川村・中原・相見・山河

 師走も大詰め、24日のクリスマス・イブから26日までという年の瀬も差し迫った中で、卒業制作のスクーリングが行われました。11月からA・B両日程合同という形で、全員互いの100号作品が見える状態での制作となります。
 とはいっても、みなさん自分の画面に必死で意識するどころではない、まさに卒業制作も大詰めとなってきました。


まずは緊張の面持ちで、これからの予定を聞きます。
対面で撮影したので全員入りませんでした。







早速開梱し、作業にとりかかります。
二枚目を終え、三枚目の方もチラホラ








11月までの画面がすっかり消え、新しい挑戦を始める人もいます。







みなさん、右に左に手を入れ…特に迷う作品には手が入りにくいようです。






指導にも力が入り、手も入ります。


ここまで来ると、なによりも展示されるイメージが出てきて、画面もどんどん変化していきます。よりよい自分の表現に向かって、みなさん必死での画面との格闘でした。

2日目には懇親会もあり、いよいよ二月の最終スクーリングです。
皆さんの作品がどう変わっているか、仕上がってくるか楽しみですね。
ひうたすら描いていると、良い作品が生まれてくるものです。
自信を以て最後の仕上げに臨んで下さい!

年末の忙しい時期、精一杯頑張っておられ、本当にお疲れ様でした。
みなさま、身体に気を付け良いお年を!(Y)












2015年12月23日水曜日

東京スクーリング報告

洋画Ⅴ-9《抽象》後半


12月18日(金)~20日(日) 担当:山河全

さて、12月も終盤に差し掛かり、今年は24日クリスマス・イブからの卒制を残すのみとなりました。
今回はその前に行われた東京での「抽象」後半からの報告です。


先ずは前半の発想からの発展形を含めた、後半の作業や目標のプレゼンテ―ションから入りました。皆さんそれぞれに、油彩などの乾燥を含めて計画があります。


プレゼンの後、思い思いの作業にとりかかります。


頭に浮かぶ画像を手掛かりにする方や…


取材風景をもとに絵具をたっぷりと使い画面に乗せていく方、


難しいドンゴロス(荒目麻地)にアクリルで描画挑戦する方法や


計画した図面をもとに絵を起こす方法など様々です。


心の中に潜む画面を徐々に出していく


こちらは、滑りやすいキャンゾール下地に更に絵具を塗り、2日目にはスクロールする風景から…何ができるでしょう。


具象的な風景をどんな風に抽象にもっていくのか?


ポップなコラージュをエスキースに…


花のイメージからの展開!オキーフみたいですね。


こちらも花をモチーフに展開ですが描画方法が違います。


エリザベス・マーレイからフランク・ステラへと変化します。


大胆ですが、いざ本気になると難しいなァ!


それぞれに自分の目標と現実のはざまで格闘します。


白い画面が美しいですが、四辺の緊張感が問題です。


モネじゃないけど、モネみたい。ど-しょうかな?


滲みばかりでは、こんな作業も新鮮になります。


ということで過ごした三日間でしたが、皆さんそれぞれに充実した進展をみせてくれたので、
最後は合評で互いの感想も述べ合い、ひとつの達成感があったことと思います。

     
            


やや具象っぽいですがプロセスはしっかりと覚えた様子ですね。

左:白が美しく、画面隅まで神経が行きわたっています。
   右:横にすると不思議な風景が、縦にするとリヒターのようにも見えます。

 

構成的な作品もそれぞれに表情が豊かです。

  

表現的な方法論にもそれぞれの個性が表れています。

ともかく、前後半六日間のスクーリングで、抽象について学びましたが、それぞれの方がなんとなく何かを掴んだように思えます。少なくとも抽象を見る目が変わったことは確実でしょうが、無理に抽象を目指すのではなく、ここで体験した絵具という特性をしっかりご自分の表現で生かせるよう努力していただければと思います。

ややこしい話を含め、抽象の歴史や思想をまなび疲れたことと思います。
ゆっくりと年末年始で疲れを癒し、次のステップへ向かって下さい。お疲れさまでした。

インフルエンザの季節になり、だんだんと寒くなります。
皆さんお身体大切に!(Y)