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2019年12月20日金曜日

2019年度卒業制作5-A・B日程

【2019年度卒業制作5】 A日程:京都・B日程:東京


2019/12月7日~8日(フォローアップ12/6日)


A日程担当:相見節子、小枝繁明、由井武人、富士篤実
B日程担当:山河全、山本努


 今年から年6回になった卒業制作スクーリング、今回が5回目でいよいよ大詰めを迎えます。その完成間近となった教室風景と皆さんの制作をご報告します。
 京都は39名という大所帯、東京は19名というちょうど良いぐらいのクラスです。
今回京都は相見先生、小枝先生、由井先生、富士先生といった顔ぶれで、いつもとは違った意見が聞けたと思います。
 でも、あと二カ月で卒業制作完了。それぞれの意識は、展示される我が絵画を思い浮かべ、余裕のある顔や眉間に皺を寄せる顔などがありました。

【B日程】東京外苑キャンパス

前日のフォローアップでの講評を経て、さて皆さんの作品が勢ぞろいです。ここまで来てやっとそれぞれが二点の作品方向が出そろった感じですね。


早速山本先生と仕上げ方向についての相談です。


やっぱり100号は大きいですが、これを乗り越えることで卒業後の制作に自信が持てるようになっていくのです。


二点同時進行で迷う時期ですが、そろそろ展示をイメージしながら考えていった方がよさそうです。


この上下の方ではありませんが、中には画面全体を消して描き直す方もおられました。
それでも、しっかり描いてこられているので、二日間で絵に仕上がっていきます。


そうですね。いまさらどうするかなどと云っている場合ではなく、描きだした画面に責任を持ち、充実させていく時期です。


上のお二人は三点目も登場し、まだまだ他に描く意欲を示されてましたが…


ポートフォリオと副論の提出も迫っていますので、私達は指導と最終チェックに忙しく撮影があまりできませんでした。


どんな作品が出来上がり、展示されるのかまだ解らぬところです。


【A日程】京都本学キャンパス

こちらも前日のフォローアップを終え、制作に入りました。


迷っていた方も描くものが決まると、ぐんぐん進みます。


これは縦なのか、横なのか?


今回いつもと違う指導陣で、卒制ベテランの相見先生も熱心に指導していただきました。


何を考えて描いているのでしょうか?


三年次でおなじみの小枝先生も登場!ここがね…なんていっておられるのでしょうか。


長い絵ですね…


こちらは富士先生ですね。あっちもこっちも気になりますが、そろそろ絞っていった方がよさそうです。


駱駝に乗って観光でしょうか?まさか通勤ではないですね。


この時期教員の指導にも力が入ります。


影をどうつくればよいかは解ったけれど、さてどう仕上げたものか…


惹きつけられた樹木の根っこを黙々と描いておられます。


絵具を乗せていく中にも不思議な力が出てきます。


これもなが~い絵です。


こちらは由井先生です。男ぶりについて話しているのでしょうか?


この時期には皆さん必死で描く!描く!描く!のみです。


ポートフォリオ・副論の最終チェックも含め、4名の先生方が38名を順繰りに廻りながらの指導を行っておられました。
先生方も学生さんも本当にお疲れさまでした。

泣いても笑ってもあとは卒制6を残すのみ…
でも皆さんしっかりと取り組んでおられましたので、あまり心配はしておりません。
少し、怖いものみたさの部分もありますが…
あとは完成させるしかありません。頑張って下さい。(Y)

下記に一月に行われる入学希望者の方のための体験入学
次年度から卒制を考えている方のための卒制ガイダンス

の情報を掲載しておきます。
※(先の東京体験の日程が間違っていましたので更新しています。)

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2020年度・通信洋画コース「冬の一日体験入学」

京都造形大学通信教育部の恒例の「冬の一日体験入学」が行われます。

京都本学と東京キャンパスにて
1月13日(月・祝日/京都)
1月19日(日/東京)の日程で
洋画コースにチャレンジされませんか?
初心者の方大歓迎です!!!
申し込みは以下ですが、身一つでご参加ください。


冬の1日体験入学Webサイト
http://www.kyoto-art.ac.jp/t/1day_winter/  
こちらをクリック!

1月13日(月・祝)京都本学      担当教員 川村悦子・相見節子・西垣肇也樹

1月19日(日)東京キャンパス   担当教員 山河 全・山本 勉・小川万利子

洋画の体験授業は、初めての油絵「画中画に挑戦」です。

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今年度から開始する「次年度用卒制ガイダンス」について

今年度より、卒制の最終フォローアップ時に、教員による次年度卒制ガイダンスを開始します。2020年度の卒制着手を考えている方でご心配な方は参加して下さい。
卒制各課題の進め方や年間スケジュール、折り畳みキャンバスや作品送付方法についての説明を行います。


京都日程:2020年1月24日(金) 14:00~16:00場所:京都本学キャンパス、教室は当日掲示をご覧ください。


東京日程:2020年2月07日(金) 14:00~16:00場所:東京外苑キャンパス、教室は当日掲示をご覧ください。


基本的には今年度のシラバスを読んでいただけば解りますし、スクーリング初日にも案内はしますが、次年度卒制着手を考えている方で、不安や疑問を抱えている方は是非ご参加下さい。(通信洋画研究室)










2019年12月12日木曜日

2020年度・通信洋画コース「冬の一日体験入学」

2020年度・通信洋画コース「冬の一日体験入学」

京都造形大学通信教育部の恒例の「冬の一日体験入学」が行われます。

京都本学と東京キャンパスにて
1月13日(月・祝日/京都)
1月19日(日/東京)の日程で
洋画コースにチャレンジされませんか?
初心者の方大歓迎です!!!
申し込みは以下ですが、身一つでご参加ください。


冬の1日体験入学Webサイト
http://www.kyoto-art.ac.jp/t/1day_winter/ 
こちらをクリック!

1月13日(月・祝)京都本学      担当教員 川村悦子・相見節子・西垣肇也樹

1月19日(日)東京キャンパス   担当教員 山河 全・山本 勉・小川万利子

洋画の体験授業は、初めての油絵「画中画に挑戦」です。



       
               メアリー・カサットの作品





              ピカソのアヴィニョンの娘

一度は油絵を描きたいというあなたへ。
洋画コースでは初心者の皆さんに「画中画」を通して油彩画体験をしていただきます。
油絵具のあの匂いや物質感は水彩絵具とは異なる魅力があります。今回初めての方の為にピカソと19世紀の女性画家メアリー・カサットの作品を下敷きにし、そこへ皆さんの自由な形を加えていただきます。近代の有数の画家たちの絵を一部借用し皆さんの一筆が加わることで、3者コラボレーションによる絵画を創る喜びを味わってください。創作の面白さと難しさは入学後に。今回はまず油絵の世界の入り口に立ってみましょう。


体験された皆さんには、皆さんが初めて描かれたミニキャンバス作品を、自宅で飾れるようにミニイーゼルもおつけしてお持ち帰りいただきます。この機会に油絵を楽しんでいただき、絵画を描く喜びをぜひ味わって下さい!

なお近々では東京外苑キャンパスにて入学説明会が12月15日に行われます。
12月15日  東京外苑キャンパス   担当教員 奥田輝芳
こちらでは学部のほか希望者により大学院の説明会も行う予定です。

みなさま、京都本学ならびに東京キャンパスにTEご来場をお待ちしています。 
(K.)

2019年12月10日火曜日

大学院洋画の今年度最終スクーリング !!!

今年も12月になってしまいました。

 早い早い、時間の経つのが早い。今年一年で一体どれくらいの仕事(制作)をしたのだろうか、と振り返る。それは皆さんが一人で個人的に考えればいいこと。冷たい言い方をするとそうなんですね。学校という土俵があると、もっと描けとか、もう少し頑張れという言葉が、教員から聞こえてきます。でも大学院という土俵、学校という制度を修了してしまえば誰もそんな言葉を言ってはくれません。M1生は、ドローイングから始まって、素材研究やそれらをネタにした学外での展覧会。それと並行して、最も重要な自主制作を自身の制作速度やテーマの探求具合によって展開していただきました。今年、今年度、最後の講評を皮切りに、ラストスクーリングは始まりました。
 

水口先生辛口合評
「しょうもないことに時間を使わず、とにかく見て描いたらどう」



人生思わぬことがあります。


バザールには宝の山。


世界が俺を待っている。


とにかく並べてみよう。


優しさに包まれたなら、きっと。


朝日より人。


フォトリアリズムは水口に聞け。


触感絵画。


古民家、仏像。どちらも良いけど、ともあれじっくり。


次年度はオリンピックもあるし。


思わぬことが起こります。



2日目のM1は色彩研究がスタートです。


いっぱい飲った次の日は、、、


鶴田先生の色彩授業です。


2等賞




色彩演習授業の後、鶴田先生はM1生の指導も続けて授業終了まで。





ドローイング


居残りが意外と結果を出すのです。

そしてM1の最終授業が終わります。
みなさん元気でM2を迎えましょう。


                 M1の記念碑





さて、8日からはM2の授業がスタートしました。

制 作 研 究 ノ ー  ト 。

草稿③が最後のチェック。



ここからは、もう詰めの段階の製作です。
この後、

修士論文等審査願を提出したり、
制作研究ノートの提出、3部ですよ。
作品審査
口頭諮問


と続いて、

修了制作展
修了式

めでたく、、






橋  -  とき




pink





八景








 ノート





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出逢い
















椿








スイカと花













人生










精神世界


こうやって2年間を制作と論文に精を出してきました。

みなさん立派な制作ができつつあります。
しかしまだ修了後の制作継続によって伸びるであろう可能性は山盛りあります。
ご自身の可能性に期待と、まだ見ぬ自身との出会いを楽しみに、
大学院という場を後にします。

そしていよいよ独り立ちです。

修了制作展は2020/3/8〜15、

京都造形芸術大学ギャルリオーヴ

(O)