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2020年10月21日水曜日

1年次スクーリング報告

 洋画Ⅱ-1(静物油彩1)c  10月17日、18日

 雨のち曇り。秋らしい気候の中、スクーリングが始まりました。対面スクーリングは初めてor 2度目という方が多くおられる中、Zoomスクーリングとはまた違って、一つの空間でお互いに切磋琢磨できたいい時間でした。



さて今回は白を基調とした、大きく組まれた静物を描きます。そこから各自で構図を考え描く範囲を切り取ります。大きさに圧倒されて、ついつい全てのモチーフを入れようとしがちですが、どう切ってどう画面を構成するかが肝です。主役と脇役の関係や視線誘導の問題もありますから、厄介ですが大切な時間です。



クロッキーで構図を考えます。もう少し寄せて切り取る?あるいは右にずらす?左?と、自問自答が繰り返されます。




三原色と白のみで絵を描いた経験はありますか?三原色で様々な色を作り出せると知っていても、いざ実践してみたら同じような色や明暗になってしまったり、白を使いすぎて画面が真っ白になったりしませんか?



とにかく混色を色々試してみましょう。

プロポーションの見直しを忘れずに。常に形を確認します。




円柱、立方体のプロポーションの問題も大変です。パースはどうですか?楕円はどうですか?常に自問自答しながら進めていきます。制作の初めから終わりまでデッサンは見直し修正していくものなのです。

最後の描き込みは集中力が上がりますが、全体感が損なわれていないかに気をつけます。「明中暗」の立体感は作れていますか?観察が細部に留まっていませんか?仕上がってきても勝負はこれから。絵をまとめない、絵具を乗せて画面を強くしていきましょう。



2日間は短いようで長い戦いです。たくさんの自問自答、指導が重なって頭の中が情報で溢れかえりますが、得るものはとてもたくさんあると思います。描き終わってからは整理の時間が始まります。フィードバックしながら、次の作品制作へつなげましょう。

 

最後に、学生の皆さんの作品を少し見ていきましょう。

           奥行きのある構図で、空間がしっかり表現されています。



          混色がしっかりされ、いい構図です。

白さが際立つ、厚塗りの作品です。


原色を積極的に使った迫力のある作品です。


力作が揃った非常に濃厚な2日間でした。

皆様、またスクーリングでお会いしましょう!課題の提出も忘れずがんばってください。



                                              西垣肇也樹





2020年10月5日月曜日

卒業制作3 京都編と、、

 卒業制作3が京都と東京で同時期に行われました。

対面のスクーリング、

この機会をみなさんも我々も待ち望んでいました。

 卒業制作は学びの集大成、すでに卒業制作1と2は修了していますが、本格的に100号制作を行うのはこの卒業制作3からとなります。みんさん2つ折れキャンバス、つなぎキャンバスを広げて、ご披露。

 どのような感じで描き進められているかとこちらも少しハラハラしていましたが、全く良い方向に裏切られました。もう仕上げだ、とばかりにみなさんのはやる気持ちを、こちらも冷静に抑えて、講評からの指導を進めました。

 また今回からは卒業制作の副論や、ポートフォリオを作っていただくことになっています。文字数はまちまちでしたが今一度ご自身の制作への関わり方、目標となる絵画への道筋、作品の組み立て方、自己分析をもう一度足元から振り返っていただきました。写真でご覧いただくのは、途中経過の写真ばかりですが、これから仕上げていく過程でみなさん深い学習ができると思います。




















 今回は東京の写真が少ないのですが、制作やポートフォリオや副論もかなり厳しい個別指導が京都同様に行われました。



































写真のもれは何卒ご容赦ください。


さて次回は100号の2点目もご持参いただきます。この100 号一点めがどのように仕上がり、2点目がどのように構想されるのか、楽しみがいっぱいです。副論とポートフォリオもお忘れのないように、、、

では11月に東京で、京都で。。。。

それまでくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

洋画コース (O)