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2014年8月26日火曜日

『夏の卒業生・修了生展』『関連トーク』 報告!!

、今年も大学が主催する「夏の公募展」が、8月17日から23日の間行われ、23日の表彰式とパーティーを以て終了しました。

 以前から紹介させていただいた通り、洋画では2011年度修了生の中川勇氏を招いてのゲストトークと、公募展展示作品のギャラリートークを行いました。
その後注目の表彰式とクロージング・パーティーというメニューでした。

 

ゲスト・トーク】 16:00~17:00 聞き手:山河

ゲストトークは、例年周知徹底できず中々来ていただけませんが、今回は私が教室表示を間違えたにも関わらず、最終25人程度の方に来ていただけ盛況の内終えることができました。
 
今年は、修了後ずっと描き続け、2012年の「湖国を描く絵画展」で受賞し、その後も黙々と大津市展や京展へ連続入選を続ける中川勇さんをゲストに、その苦労話や続けていく工夫などをお聞きしました。


最初は、こんな感じでやや淋しいかったですが…


いつの間にか、くねん会や東京から駆けつけてくれた方たちが参加してにぎやかになり、
中川さんも思わず腰の痛みを忘れて熱心なトークになっていきました。





大阪倶楽部の方たちと、2009年度卒業の「くねん会」の皆様、本当にありがとうございました。
そして、
中川さん、腰が痛いのに無理をしていただきありがとうございました!


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【ギャラリー・トーク】 17:00~18:00  講評:山河

 続いて、17:00からギャルリ・オーブのみなさんの展示作を前に、簡単な講評を行いました。
こちらは、いつものこと。来ていただいた皆さんとギャラリーで観覧中のみなさんが合流しての1時間です。
 いつもは、日本画や染織の方も混じり、無理やり講評をさせられる羽目になるのですが、今年は染織が講義を行ったり、日本画がギャラリートークを行っていたおかげで、洋画の出品者だけに絞った時間がとれました。
 とは言え、この展覧会の出品者の大半は洋画出身者!
6割程度の方の寸評をするだけでたっぷり1時間費やしてしまいました。出品者全員が来ておられないので助かったというところです。




一人あたりにすると、本当に短い講評ですが熱心に聞いていただき感謝です。








 86歳になられた松井健児さん!いつまでも若々しく、大作2点を出していただいています。
いつも、若い人たちに負けぬエネルギーでほとほと頭が下がる思いです。今年も駆けつけて下さり感謝です。それにしてももう1点の大作の方は新境地でしたね。驚くばかりです。
いつまでも体に気を付け頑張って下さい!!!

講評の方は万遍なくとはいきませんでしたし、中々納得のいく話ばかりではなかったと思います。何を言わんとしていたか、後々考えていただければと存じます。(Y)

それにしても洋画パワー、毎年出品の「くねん会」などすごいです。みんな頑張れ-っ!


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【表彰式・クロージングパーティー】 18:15~

さて、みなさん楽しみにしていた授賞式ですが、今年は洋画から二人入賞しました。
まずは、一般来場者の方の投票する来場者賞ですが、こちらは洋画の泉川博之さんと鈴木那奈さんの洋画勢が独占受賞されました。
 泉川さんは、例年人気投票の常連ですが、初出品の鈴木さんは思いもかけなかったようですね。

 なお、教員投票で決定する賞の方は、グランプリは惜しくも写真コースの方でしたが、優秀賞は日本画の方とまたまた、洋画の鈴木那奈さんがダブル受賞という形になりました。
 今年は染織コースからも出品が多く、ゆうパックを利用しての新しいデザイン出品も多数ありましたので、受賞は困難と思っていましたが、本当に良かったですね~。
 鈴木さん。「間に合わせるのに必死で、ちゃんと仕上がっていない。」と言っていた作品が、思いもかけぬダブル受賞で、2度びっくりした様子。しかし、これを励みにこれからも頑張って下さい。お二人とも本当におめでとうございました!!!
 
 大学主催の小さなコンペではありますが、受賞は受賞。「ちゃんと画歴にも書けるようなものにしよう」というのがこの展覧会の狙い!
 前述のゲスト:中川勇さんの描き続けることの大切さと同時に、こうやって出していくことの大切さを皆さんひしひし感じたことと思います。
 これからもこの展覧会を支えていくのは、きっと洋画コースになると思います。
皆さんも自己判定して、出品を躊躇せず、どんどん試せる貴重な機会として活用してください。


 伊藤さんの司会で開式したクロージングパーティー




上田通信教育部長の挨拶で始まった表彰式


 早速、来場者賞の泉川さんと鈴木さんが、上田部長より表彰を受けました。


鈴木さん、やや緊張の面持ちで有木先生より2度目の表彰を受けます。


その後私は「くねん会」のお優しい卒業生の皆様に拉致され、三条で一杯やって帰りました。
一人で全部対応するのはやはり疲れました。先生方来年はヨロシクお願いしま~す。(Y)