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2017年7月8日土曜日

京都2年次スクーリング報告

 今年、初の台風の影響でしょうか、この梅雨前線の影響で福岡や大分の被害はとんでもないものになったようです。被害に遭われた方たちの心情を察すると他人事ではありませんね。これ以上被害が拡がらぬよう祈るだけです。

 先に行われた2年次配当科目「人体油彩2-塑造と油彩」の報告が城野先生より入りましたのでアップいたします。

《洋画Ⅲ-1『人体油彩2-塑造と油彩》


a日程 前半6/23日(金)~ 6/25日(日)

     後半6/30日(金)~ 7/  2日(日) 23名 担当:城野愛子先生

s日程 前半6/23日(金)~ 6/25日(日)  7    担当:藤部恭代先生


 台風や大雨、皆さんご無事ですか。
先日、京都では上記のスクーリングを行いました。

 大学内の未来館の校舎で、日程別に2教室に分かれ授業しました。
人体の形態や量感をまず塑造で立体的に探り(1日半)
同じポーズを木炭デッサンして構図や明暗を探ります(1日半)

a日程は前半が油彩のためのエスキースとなり、6/30 ~ ポーズ継続で油彩制作。s日程は前半の学習を生かし、後半10/2 ~ 新たに人体に向かい油彩制作します。


 まず、中心から粘土をギュッとつけて。
芯から外に向かって形の張りを量る実感は、輪郭だけでなく軸や塊を見る目をもたらすでしょう。


●a日程教室


●s日程教室


塑造と描きかけのデッサンを見比べながら寸評。
粘土を木炭に持ち替えて同じものを探る。





木炭デッサン講評。油彩への心の準備。



s日程の人は少し間が空きますが、今回の学びを生かして後半もがんばってください。


a日程は同じ場所で、続けて油彩制作です。



中間講評




合評会 皆さんの作品です。




皆さん探求的かつアグレッシブに制作されました。

これからもがんばっていきましょう。(報告:城野先生)

人体を立体として知るための塑造、そして平面へのデッサン、仕上げの油彩へと盛りだくさんの学びは如何でしたでしょうか。きっと疲れられたでしょうね。
こうして一歩ずつ身体で覚える知識が絵画を膨らませていきます。

 城野先生もいつもより多い受講生の方たち相手に、3つのプロセスを持たれお疲れさまでした。どこかで見たような面白いポーズなので、きっと心に残るスクーリングになったと思います。s日程の方たちは少し間が空きますが、しっかり立体的感触を思いだし油彩のポーズに挑戦してみて下さい。(Y)