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2015年3月8日日曜日

続•京都造形芸術大学通信教育部卒業制作展 洋画です!

前半に引き続き洋画卒業制作展をご覧ください。後半は若手の作品も多いです。
洋画は本当に年齢幅が広く、男女比も均衡がとれて、なかなか理想的。お互いが刺激し合っていて交友関係も豊かですね。ちょっと手前味噌?

では作品を一挙紹介しますね。
まずは動物を主題にした作品から。


どうなっているのかトラ? 超絶技法の鈴木さん。


背景のブルーが美しい猿の群像。佐藤さん。


セガンチーニ見に行ったかな。スイスの牧歌的風景。のんびり。林さん。



巨大な蟻とアリスの世界。田倉さん。背景にこだわりましたね。

 

  私風景



テーブルの下で一休み。この景色が絵画になる!池田さん




暗闇に墨に浮かぶシルエット。現か幻か。臼井さん




タイトル「絵を描いて生きていく」 すでに覚悟が滲む水上さん




自然を見る眼差し

風、空気、光、見えないもの の姿を追い求めて。蜂谷さん






自然?肉体?見る者の心によって風景が変わります。井浦さん





鮮やか緑。苔むしているかのよう。大木の根っこからの発展。大内さん



絵の表面にもこだわりました。樹木の触感が伝わる力作。越智さん



男性の美意識、風景観

祈り、安らぎ、こころの平安を求めて。でもビビッドですね。想いを超えて絵画が一人歩きしていきます。
水下さん


寡黙な人の寡黙な絵画。男の絵!長谷川さん


見えるものから見えないものへ。綿密に、厳密に、透明に、越田さん


男は「 水辺」が好き?日本景!清々しい森吉さん



男は「道」が好き?シンプルな構図、どこにでもありそうで、どこにもない風景。浜田さん


ベン•シャーンが好き?神山さん。黄緑に青がよく似合います。



男は「祭り」が好き?グリーングレイにライトレッドが懐かしいノスタルジー。 後田さん


最後は物、モノ、もの



カリフラワーもドット模様で別物に。この大作が展示会場の堂々入り口に!大橋さん。






楽器、演奏、モノとひと。どちらも大事な主題。軽快な音楽が色彩に転じて。
六田さん



山縣さん。今夜の食事はおいしかった?日常の器物が巨大に。何か変?どこか可笑しい。






ペットボトルも津金さんの手にかかるとこうなります。オレンジは津金カラー


 ブログの卒制紹介は以上です。
ぜひぜひ会場で実物をご覧くださいね。最終日3月15日は午後から15時くらいまで、洋画教員8名による合評会を行っています。よろしければいらしてね。(K.)