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2019年10月10日木曜日

秋がなかなか深まりませんが、卒業制作3が始まりました。

京都、東京外苑キャンパスでいよいよ後半戦のスタート!

 2019年度の卒業制作は夏を越え、本格的に100号と戦う日々が参りました。今回からは100号という大きな画面と、大学、外苑キャンパスで向き合う、つまり作品との距離を自宅とは違う距離感で持ちながら、また他の方の作品とも戦わせながら制作する機会となります。
 ご自宅で制作していると客観的視点を持つのが難しいのですが、大きな場所で多くの方の作品と比較しながら自作を見ていると、いろいろ新しい挑戦や、大きな視点からの発見がたくさんあると思います。2日間という時間が本当に短く感じられると思いますがまずは、梱包を解いて、いざ決戦です。

 ズラリ並んだ100号、、、、














 こうやって並べるとご自身の進捗がよく見えます。技術的なことも少し分かって、次の一手が見えてきたりします。それぞれがご自身の生活を送られていて、大学でみんなと会うとその普段の生活から違った世界へ誘われます。苦しくもあり楽しくもあるかと思います。ここに並んだのはまず手を入れる前。2日が終わってすでに大きく変化のある作品もありますが、ともあれここをスタートに。








全員分の作品はご紹介できませんが、皆さんここからです。

 そして、このあたりから始まる、ポートフォリオの作成、卒業制作の副論。
皆さん提出されたものを、3人の教員が手分けして拝見しました。それぞれに教員からのコメントを口頭で返し、合わせてポートフォリオの写真なども、作品の枚数を含めてチェックしました。大方の人は、、、このまま、、続けて、、OK、、、、
 






慌ただしいのはどうしようもないのでしょうか。
それでも筆を休めず皆さんはとても頑張っていらっしゃった。
その頑張りでご自宅で腕をふるって頂ける事をこころよりお祈り申し上げます。
次回は朝夕が白い息となる頃でしょうか。
あっという間に立ちました〜、、、とならないようにお願いします。
(O)




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卒業制作3A日程(京都)


京都もいよいよ卒業制作の本体が登場しました。みなさん大変精力的に描いて来られ頼もしい限りです。描くうちに二作目への構想も固まりつつあるようです。一枚目途中の方も大丈夫!次第に描く内容が決まってきており、描きたいものが徐々に見え出したようです。
前日4日のフォローアップには30名のかたが参加しましたが、私一人での対応のため、4時間20分の間、講評とレクチャーで全く時間がなく撮影する暇がありませんでした。
画像がなくてゴメンなさい。

初日、説明後はそれぞれの教室へ別れ、設営を終えいざ描画です。


今回は由井先生、富士先生と私の3人の教員での指導。
1点目の100号アドバイスはもちろんのこと、2点目100号の相談と
ポートフォリオ・副論の相談など2日間の間に盛りだくさんのスケジュール


ゼミ性ではないですが、担当毎に話をきき回りますが、それなりに時間がかかります。


その間みなさんは黙々と制作に勤しんでいただきました。
2点目もすでに取り掛かっている方もちらほらですが、
慌てる必要はありません、ここからが勝負!




難しいなあ…言われたことはわかるけど。




こんな制作の仕方もあるのですね。




午後にはポートフォリオと副論の次回に向けての説明です。


ひとしきり馴染んだころにはお互いあちこちで話しが始まります。


他の人の制作も気になりますね。



やおら、先生のいないところで合評も始まります。
あそこはこうすればいいんじゃないの?とでも話しているのでしょうか。
(ところであなたの作品は大丈夫ですか?)


これを、こうしてああしてそうしたいんですね…、へえ〜っ。


仕事量が満たされていても、中々本人の納得いくところへは難しいものです。


さあて、どう持って行こうかしら?


やっと卒制スクーリングの半分まできたところ、まだまだ、何ができてくるかわかりません。あまり決めつけずどんどん思ったことに手を出していってほしいものです。


小講義でも申し上げましたが…
今は見えない将来や、理想ばかり追うよりも、皆さんの頭脳を最大限働かせるも、とにかく手を出すことが大切。

言い尽くされた言葉ですが、今やることをしっかりやれば結果はついてきます。
自分の構想や感覚を信じてできることを精一杯やってみてください。
きっと2月最終スクーリングには何か大切なものが手に入るでしょう。

では、次回楽しみにしています。またお会いしましょう。(Y)