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2017年6月9日金曜日

2017卒業生のご活躍

昨年大学院修了の杉森康彦さんが昨夜東京FMのラジオに出演されました。
祇園祭を100号で描く33年計画の取材です。

33年計画の大作!祇園の油絵を描く画家をリサーチせよ
杉森 康彦さん
京都府 向日市閑静な住宅街に到着したプチェコとルーシー。
杉森さんのご自宅が一目でわかりました!
道を挟んだ向かいの家の塀に大きな祇園祭の絵。
ガレージに車はなく、絵、絵、絵…玄関を入って正面に絵、
部屋に絵、階段に絵、廊下に絵!!!!!!!!!!!
絵だらけの家を発見!
この家のご主人は、祇園祭で街を行き交う
33
基の山鉾11基を、1年に1枚ずつ
33
年計画で描こうとしている杉森康彦さんです。

すでに16枚ほど完成している山鉾の絵。
全体像を描いたもの、シンボルをとらえて描いたもの、
町の風景に溶け込んだもの、
それぞれ全く表情が異なり、油絵のタッチも
同じ人とは思えないほど違いがはっきりわかります。
その理由を尋ねると…

友人と夕食を食べた帰り道、
街角で山鉾の煌びやかな姿にはじめて感銘を受け、
どうしても描きたくなった杉森さん。
1
枚を書き終えた時、もっと油絵を学びたくなり
美術の通信大学へ入学。
その大学での学びの過程が絵に現れているんだそうです。

残り17基。17年後に完成か…と思いきや
なんと、昔の山鉾の復元がすすみ、
1
基、また1基と増えつつあるとか。
文献では最大で55基ほどあったそうで、
そこまで復元がすすむ場合完成まであと39年。
杉森さん、83歳まで現役で頑張らねばいけませんね()

山鉾を描きたくて大学、そして大学院まで通った杉森さん。
その情熱はどこからくるのか…。
それは、子供の頃、運動も勉強も苦手だったけど、
絵を描くとみんなに喜んでもらえたという経験から
杉森さんにとって絵はコミュニケーションツールになっていました。
現に、山鉾の絵を描き始めると、祇園祭に詳しい人…と
勝手に思われてしまい、いろんな質問をされるそうです。
そのため歴史や意味について調べはじめ、
かなり詳しくなった杉森さん。
祭りのツアーガイドを頼まれるほどです()

さて、祇園祭の山鉾33基の絵。
完成したら個展を開きたいと語る杉森さん。
1
枚の絵が畳み1畳分ほどになりますので、
かなり広~いギャラリーをお持ちの方、
およそ17年後になりますが、「祇園祭 山鉾33基 展」を
開催しませんか?()
ご検討をお願い致します!

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