2016年10月2日日曜日

2年次該当スクーリング報告(学外)

 もう早や今年度も半分が過ぎ、10月の後半が始まりました。
皆さん、年度末への成果に向けて計画の方が如何でしょうか。
 この9月末に行われた希少な洋画学外スクーリング「風景を創る・室津」の報告です。
今回の担当は石田歩先生ですが、やや人数が多いということもあり、私も一緒に指導させていただきました。

《洋画Ⅲ-2「風景を創る」》


期間:9月28日(火)~30(日)
担当:石田歩、山河全


 兵庫県の室津は古津として栄えた瀬戸内海に面した港町。今や消えつつある風情を残す貴重な 所です。京都駅から姫路駅へ、在来線に乗り換え網干駅で下車、ホテルのバスで20分ほどで宿泊先へ到着。

 前日入りしたホテルの窓から見える光景は淡路島から小豆島までが見えるというリゾート気分ですが、明日からの雨、雨、雨の予報が不安な景色でした。


●一日目「鉛筆によるスケッチ」

夜半の雨も上がったようで期待しつつホテルを出発。ホテルバスで15分ほどで室津港着。
現地集合も合わせ全員出席の中、日差しものぞき授業が開始されました。


室津は比較的大きな漁港、一昔前どこにもあった漁港の姿をとどめています。





導入の後、皆さん船を描く方が多い中、一本奥の道を歩くと300mぐらいの間にお寺が三つ
寄り添うように集まっていました。何故でしょうね。


一日目は鉛筆スケッチから…街路を描く人


            ローアングルから神社の鳥居を描く人


丘の上にある神社は賀茂御祖神社?あれっ、京都もそうだったのでは…


小さな港町なのに熊野大社を思い起こすとっても立派な神社です。


狙いは小さな対岸のドックだけど、中腰で大丈夫ですか?


どっしりと船と向き合っています。


仲間と語らいながら…


描く手もしっかり動かします。


こちらは一人で我が道を行く。
皆さんたっぷり4時半まで小雨にも負けず頑張りました。

●二日目「ボールペンによるスケッチ」

 さて二日目は今回のメイン、ボールペンによるスケッチです。
ここで皆さん上達するのですが、問題の天気は…。やはり雨ですね。降ったり止んだりの小雨の中、皆さんとっても熱心に取り組んでくれました。


港付近の家には防潮扉がついています。安全のためのとは言え何か様変わりしましたね。


それぞれ雨を避けて庇の下などから描いています。


こちらは漁協で雨宿りです。


漁師さんの仮設テントをお借りして日除け、雨除けも万全です。
あっ、実はこれは一日目の鉛筆ですね!
そうだ二日目は雨の中、皆さんの熱心さに押され指導一辺倒、写真を撮利忘れました。
ハハㇵ失礼。

でもその後の懇親会は写真がありました。今回は20名の方全員がホテルに揃い、全員参加の懇親会です。


こちら側は芸術談義中心!


こちら側は、誰かをやり玉にあげての談笑!


互いに持ち寄ったドリンクで…どうです。この楽しそうな表情。

●三日目「水彩スケッチ」

三日目は一番手間のかかる水彩スケッチです。でも午後からの合評までにあまり時間がありません。なんとか持ち直した曇り空の下、皆さんとても真面目に取り組んでおられました。


二日目のボールペンでスピードアップしたスケッチ力。
一番手間のかかる水彩ですが、皆さん目をみはる成長ぶりでした。
きっとご自分では気づかないのでしょうね。


やっと地面が乾いたためか、地元のお年寄りの姿もちらほら。
でも、ここでタイムアップ。
午後は合評をして終了しました。


最後にみんなで集合写真。全員元気で解散しましたが、
外でのスケッチは集中で疲れも溜まります。
しっかりと休息をとって次に臨んで下さいね。
かくいう私は、足がパンパンで寝ていて足がつり普段の運動不足を思い知らされました。
楽しく充実した三日間をご一緒させていただきありがとうございました。

(報告:山河)

※今回皆さんとっても前向きで描くのが好きな方たちでした。久しぶりに風景スケッチにご一緒したので、「みなさんすごいなァ」ととても感心させられました。
 私も最近中断していたスケッチ、再開したい気分になりました。

 一日目の鉛筆スケッチからとてもきちんとしたものが多く、二日目のボールペンスケッチではそれぞれが確実にグレードアップできており、汚す事を怖がらず淡々と観察する力が着いているのを感じました。
三日目の難しい水彩にしても、それぞれの工夫の跡がみられ、これからがとても楽しみです。

 それぞれの思いはどうだったかわかりませんが、3日続けることで次第に成長しています。
近々再度挑戦してみて下さい。見る力と描く力が向上していることに気づく筈です。より良いものを望むあまり、それほどでもないと思われるかも知れませんが、5枚ほど描くと実感できるでしょう。

 ただ、あまり日をおくと感覚が元に戻り、忘れてしまいますのでご注意のほどを!(Y)