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2015年10月5日月曜日

鯖江小旅行ー山河全個展

天高く、青々とした空。気持ちのよい日曜日!

ここは鯖江市。



 サンダーバードに乗って京都から鯖江までの小旅行を楽しみました。
日頃外に出よう、展覧会を見ようと皆さんにおすすめしていますね。

秋晴れに誘われ、一人ぶらりと出かけました。
                 
                    ここはギャラリー王山です。山河先生の展覧会会場です。といっても鯖江高校の中にある広い空間ホールです。ギャラリの外の庭園に、この高校のコレクションの彫刻が並んでいますね。県立高校に、内外の作家の作品を設置し、企画展を定期的に行うなんてちょっとユニークだと思いません?






美術の授業が中学、高校と潤沢でないこの頃、

         生徒のためにこういう現代美術を紹介するなんて、                    
                  素晴らしい。


       
              さて、これは何でしょうか。





                  そうです。
            
              山河全先生の襖絵作品です。



                 
          上の図の正体は、そう、サ ク ラ でした。
         
                  わかります?




   ご本人。
今回の展覧会では25年間の作品が並んでいました。
また皆さんに報告されると思います。








左側が山河先生。作者。

でも作品の説明をされているのは朝倉さん。彫刻家です。
この方の作品もここにコレクションされています。
何でも朝倉義景の系列のご子孫なのだそうですが、

なんで彼が案内しているの?   お友達だから?



本学卒業生の方もこられてました。



作品も拝見できたし、
さて、会場を後にして。鯖江の街をブラタモリしよう。






これ「うだつ」じゃないの?


ホレここも。
昔の防火壁の名残といわれますが。うだつを設ける経済力がこの街にあったということなのでしょうね。

歴史のある町並みの匂いがします。


こちらは萬慶寺というお寺。
初代鯖江藩主 間部詮言の菩提寺だそうです。
この山門は鯖江市の指定文化財。風格がありますね。嘉永2年(1849年)に建てられました。って書かれていました。


 寺内にある櫓。

鯖江藩祖は、側用人として一大権勢を振るっ た間部詮房(まなべあきふさ)。詮房は、甲府城主・徳川綱豊の寵愛を受けて、 立身出世を果たし老中各まであがった人ですね…、というようなことも、どこかに書いてありました。

そうかあ。先ほどの彫刻家の朝倉さんといい、北陸も歴史の宝庫。
その風に触れてちょっと歴女になった気分です。



こんなん。見つけました。
昔はお医者さんの看板とかで見かけましたけど、最近とんと見かけないですね。


越前鯖江藩五万石の石碑が。

 

駅付近にある松阜神社。明日は祭礼だそうです。


 
鳥居から反対側の方向。 影法師が長く伸びて、秋の気配ありあり。

帰りは「白鷺」に乗車して米原経由で京都まで。

鯖江駅の改札口には駅員さんがちゃんといて、本来の改札の役目をされてました。
ICOCAやPASMOと違うのよ。
切符の手渡しが懐かしかった。

これにも感動。

展覧会も見て、街中散策も楽しかったし。ぶらり一人旅っていいものですぞ。(K.)