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2020年9月23日水曜日

奥田先生個展「natural」

 皆さんこんにちは。今大学の窓から、秋の虫の音色が聴こえています。少し前までセミが鳴いていましたが、季節の移ろいを感じますね。

鳴く虫と鳴かない虫を想うとき、鳴く虫たちは色彩を断つ

藤田、心の短歌🍁

さて、先日の奥田先生の個展「natural 2」の様子を少しお届けしたいと思います。奥田先生は主任をされている事もありいつもお忙しくされていますが、とても多作で、毎日絵を描かれています。今回の個展タイトルであるナチュラルという語がしっくりくるような澄んだ水色が印象的な作品群でした。





写真にすると絵肌や艶が写らないのでニュアンスが伝わりづらいですが、絵肌に特徴がある作品です。少ないところで20層、多いところで60層程度アクリル絵具やメディウムが薄く塗り重ねられ、その集積で描いていくそうです。




写真では表しきれない絵の厚み、マチエールを今回展示に行けなかった方もいつか実際にご覧になってください。“絵作り”の良いヒントを見出せるかもしれません。




おまけ🌛作品と奥田先生。