2017年12月3日日曜日

12月の展覧会のお知らせ

師走になりました。
皆さんのお手元には雲母12月号が届いている事でしょう。
次年度から卒制が東京でも行われるます。
現在2年次で学ばれている方、あるいは3年次生、また待機されている方々など、4年卒制に挑戦されるのを楽しみにしています!

しかし無理は禁物。

ご自分のペースでゆっくり上がっていただいて大丈夫ですよ。

前々々回に続いて卒業生の展覧会のお知らせです。

2017.12/6~12
「美人画の未来」Sweetsとともに。
グループLoutre選抜展
大阪阪神百貨店梅田本店・9階美術画廊
こちらに昨年大学院修了生の鈴木那奈さん出展






鈴木さんはこの夏、東京銀座のかわうそ画廊で初個展がありました。
以来神戸のオリエンタルホテルでのアート・マルシェ展や、
今回のように選抜展として阪神梅田店美術画廊での展覧会など、展覧会活動が
旺盛です。
この「美人画」というテーマは分かりやすいように見えて実は中々難しいテーマですね。
それは時代によっても、顔立ちをはじめ美人の解釈が変化しているからです。
現在京都国立近代美術館で「岡本神草とその時代」の展覧会が開催されています。


「拳を打てる三人の舞妓」岡本神草


上の絵が神草の作品です。
窓のようなフレームが見えますが、
これは作品が完成できずに、その枠内を神草自身が裁断して、1920年第3回国画創作協会展に出品したというエピソードがあります。

大正時代、京都の日本画画壇では舞妓をテーマに描くのがはやったそうです。
岡本神草は新興美人画画家として頭角を表しましたが、どう表現するか迷いに迷い、
この構図に至っては何枚も描いています。
美人画ー舞妓図、という当時の画家たちが辿った道を、自分はどのように表現するのかと。

今回の展覧会では、岡本神草の同時代の日本画たちの作品が数多く並べられていて、それぞれの画風・解釈・試みを見比べるのを興味深く見て回りました。
妖艶な・怖い女性の一面も垣間見えて、「美人画」という主題は深〜いです。
「美人画の未来」展 たのしみです。

「岡本神草とその時代」展は12/10まで。



その鈴木さんたち、2013年度卒業生による「GEIKONイチサン会」展が12/5(火)~10(日)まで京都三条寺町上がる、ギャラリーヤマシタ1号館2Fで行われます。前々々回のブログで紹介しています。
卒業後の皆さんの制作。さてどのような展開になっているのでしょうか。
ぜひお出かけください。(K.)
追伸。 寺町二条下がるの、ギャラリーaでは「2017三尾忌ー三尾公三と教え子たちの展覧会」が12/10まで開催中。
こちらもどうぞよろしく!