2016年5月12日木曜日

京都スクーリング報告

 連休も終わり、あっと云う間に五月も半ばにさしかかりました。
皆さん、2016年度も二か月目に入りました。一年間は短いのでしっかりと学習計画を立て、試験なども計算にいれてテキスト課題も着手していきましょうね。

 今日は連休に京都で行われたスクーリング課題2題の報告です。

まず最初は、卒業制作A日程に引き続きB日程、そして富士先生の3年次配当スクーリング「人」です。皆さん連休返上で頑張ってくれていました。

《卒業制作B日程》

2016年5月6日(金)~8日(日) 担当:川村悦子、山河全


まずは、皆さんが持参された立体から如何に平面を作るか考えます。







どうすれば良いのか、とっても悩ましいですね。



立体からの平面化相談とともに、50号自由課題の相談もします。


2日目にはA日程同様に、龍谷美術館へ美術館賞!
油彩画の鑑賞ではなかったですが、皆さん外へ出ると活き活きしてました。




さて3日目はまた教室へ戻り、制作三昧です。


最後は立体と10号油彩を同時に講評し、
50号への足掛かりとします。

みなさん、初めての卒制お疲れ様でした。
盛りだくさんの長丁場になりますので、頑張って1年間を過ごしていきましょう。
次回は6月13日の中間講評、そして7月末からのスクーリングです。
しっかりと準備をしておいてください。(Y)


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次は

《洋画Ⅴ-2 「人」》

2016年4月29日(金)~5月1日(日)/5月6日(金)~8日(日)

担当:富士篤実

上記日程で今年度最初の3年次スクーリングとなる「洋画V-2(人)」を行なわれました。

前半:


3年次からは自由制作が始まりますので、その手がかりとして「人」というテーマを設けての絵画制作をします。


前半(429日~51日)の最初にミーティング。
12年次と違い、モチーフも決められておりませんので、モチーフの探し方、取材での注意点、テキスト科目についての話をいたしました。


2日目の朝にもミーティング。
絵を描く人にとって美術史はある程度知っておきたいですね。ほんの少しだけでしたが作家の紹介。
それと「美しいとは何か」というお題を元に、学生さん各々に発表していただきました。美しいものの正しい答えなんてありません。自分だけの価値観ではなく、他者の価値観も知る機会にして欲しいと思いそれぞれの意見を話していただきました。


そして、取材したものをもとに、エスキース作り。
エスキースとは下絵のこと。初めから油彩での本画に入るのではなく、エスキースで構想を練って今回制作する絵の方向性を探っていきます。


自由制作では決められたモチーフがありませんから、写真撮影やスケッチでの取材のなかから自身の描きたい物を探していきます。しっかりと取材しておかないとなかなか制作も進みません。
逆に、制作が進まない時は、取材が不足しているのでしょう。その場合は再度取材に出かけます。


3年次からは写真を使う場面は多くなると思います。
ただし、写真に惑わされてはいけない部分もあるので、写真取材をもとに12年次に学んだ奥行表現や立体的に描く手法を思い出しながら改めて描き起こすことは必要ですね。



描きながら考える。面白いもので、考えや完成イメージにこだわりすぎても制作はうまくいきません。考えだけでなく、手を動かしながら構想を練る!柔軟に完成イメージも変化させていきましょう!


エスキースが出来上がりました。ここで前半のエスキース講評会。
様々な画材を使って、描く対象の色や形を確かめるためのエスキース。
勇気をもって様々な方法を試された方もたくさんおり、うれしく思います。

後半:


後半(56日~8日)はいよいよタブローの制作。本画ですね。
前半に制作したエスキースをもとに、タブロー制作をすすめていきます。
エスキース通りに進められる方や構想を練り直された方といて本画にも変化が現れます。




自分がもつイメージは思った通りにキャンバスに現れないのが普通。まずそれに気付くことが大切。イメージと違うものがキャンバスに現れるので、イメージに近づけるにはどうすれば良いかと考えてみて欲しいと思います。だけど、エスキース通りにいかないことは新鮮な気持ちで制作に向えるチャンスだととらえたいですね。


真剣に制作。



集中して制作。



中間講評・・・
完成にむけて自分の作品を客観的に作品をみておきます。



最終日の合評会。タブロー完成。
合計で6日間、良くがんばって制作されました。集中して完成させた作品群を眺めていると、この上ない充実感がありますね。学生の皆さんが、スクーリング中に少しでも自分を成長させようとしているのが感じられました。

今回制作された作品は今まで世になかった作品なのです。
制作以前の自分と以後の自分とでは、絶対何かが変わっているはずだし、必ず洗練もされております。
今回のスクーリングで学んだことを制作の柱として、次回の制作に生かしてみてほしいと思います。皆さんお疲れ様でした。

(報告:富士篤実先生)

※連休中、石田先生・城野先生のスクーリングがありましたので、入り次第アップします。(Y)