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2018年10月11日木曜日

東京スクーリングー卒業制作3が行われました。

10月5日(金)〜8日(土)まで、東京外苑キャンパスにて卒業制作bクラスのスクーリングが行われました。

担当 山河全×川村悦子
台風25号の影響もあってか、気温が急上昇。日中はまるで夏のような日差しの強さでした。10月だというのに戸惑います。
さて外苑キャンパスでは、皆さん元気に勢ぞろいです。
山河先生と川村が担当した、卒制3回目のスクーリングです。
まず初日講評会の風景を紹介しましょう。

初日は卒制の中間講評から始まります。

久しぶり!!!

信州に住んでいます。いつも白馬が身近です。

これは何? ヒ ミ ツ。

これからが正念場。カサコソという音が。

東京に帰ってきました。まずは1枚目。

山河先生。

相変わらず元気の良さ。でもテーマは社会派?

これからが本勝負。

我が家族。 では終わらない絵に。

石造りの建造物にこだわりがあります。

桜と愛犬。光さざめく。

日常のひととき。揺れる光。

作者登場。いろんな私が。

スペイン巡礼の旅、日本も描きます。


モクレンか、はたまた泰山木か?いずれにせよモクレン科ですが…
ひっくり返して描いてます。

二日目はじっくりと、広い空間で見直し描き進めます。
作者の後ろ姿ご覧あれ。














作者不在ですが、下の作品写真と福論はこの作者のもの。


三日目黙々と描く

だんだん何かに見えてきましたね。

腕枕(わんちん)と道糸を駆使しながら…

私は何をしているのでしょう…

ただひたすらに描く

自分の目標に向かって…

絵は描くしかないのですよね。

東京では二日目の夕方からは、東京都美術館で開催中の「藤田嗣治没後50年展」を見に、上野に揃って出かけました。連休とあって上野は人・人・人で大賑わい。
でもとってもいい展覧会でした。
作品総数128点だったかな?
7つのセクションに分かれていて、上野の芸大時代の作品から、渡航してパリに渡り、エコール・ド・パリの一員として頭角があらわれた乳白色のヌードの時代、世界を旅して民族的な豊かな彩りの時代、戦争絵画の暗褐色の時代、最晩年のランスの時代など、それぞれに藤田の絵画の歴史を彩る見応えのある展覧会でした。
没後50年を経て、やっと藤田嗣治の全貌を見ることができたという実感です。
次は京都国立近代美術館に巡回します。次の京都スクーリングでは鑑賞会がありますから、楽しみにしていてください。
2日目は制作の継続とポートフォリオ作成の指導も行われました。
上の写真は、ポートフォリオの資料です。皆さんきちっと作品写真を用意してくださいました。
3日目には教員レクチャーを挟んで制作。そして夕方からは懇親会。全員参加で賑やかに秋の夕べが過ぎました。
最終日には、もう全員がすっかり仲間として夫々の制作について語り合う姿もしばしば見受けられます。福論の相談をしながら、3回目のスクーリングが瞬く間に過ぎて行きました。
皆さん次は12月ですね。少し時間もあります。11月の中間講評に新たな展開が拝見できるよう頑張ってください。
日々の歴史を積み重ねること。絵画を描く皆さんの一人一人の時間を大切に過ごされますように。(K.)(Y.)