2017年10月24日火曜日

京都1次年スクーリング報告と一日体験入学のお知らせ

京都での卒制スクーリング。
東京での2年静物油彩スクーリングがあいついで報告されました。
今日は京都1年次「人体油彩」のスクーリング風景を紹介しましょう。
今回の人体は6日間通しでしたね。さぞ熱の籠った授業になったことと思います。
西垣肇也樹先生からのご報告です。


10/1315 京都の瓜生山キャンパスにて人体油彩1のスクーリングが行われました。
一年次のスクーリングの中で、人物は一二を争う難しい課題です。
まずは、デッサンでしっかり骨格や陰影、プロポーションからムーブマンを確認し、油彩へ移行します。ただでさえ人体の形を捉えるのが難関なのに、そこに油彩の色彩問題と直面します。
なかなか乾かない油絵具は、画面で混ざり濁る絵具、苦戦そのものです。

しかし、それでも学生の皆さんは必死にモデルさんと対峙して、絵具を画面に乗せて行きます。


       。



最終日の合評では、客観的に自分の作品と他の作品と見比べることができます。制作中は集中していて気づけなかった発見を、講評を通して皆で共有し学んでいきます。



         

他の作品が横に並び、またしっかり離れてじっくり自分の作品を見ると、制作中とは見え方が変わってきませんか?スクーリングでは、多くの学生と一緒に制作を共に進めます。ご自宅で、お一人で制作する日常とはまた違った、刺激のある空間でもあります。


            

マティスの作品を参考にしながら、青と紫、黄の混色に挑戦した意欲作です。プロポーションがしっかり描けているので、人物が安定して椅子に座っている様子が伝わりますね。色彩の混色も寒色、暖色をバランスよく使い、複雑な混色に成功しています。


            

やや背景の空間処理の面白みの無さが気になりますが、しかし人物のどっしりとした立体感や、光の方向をちゃんと感じます。また何より怖がらずに、どんどん絵具を重ねては拭き取り、ぐいぐい進める制作意欲に素晴らしいものを感じます。

まとめ
これが今年度、一年次最後の人物スクーリングになりました。不慣れな油絵の具で乾きづらいにも関わらず、三日描きという非常にハードな日程です。しかし、悶々とした中、闇雲に描くことで思いがけない混色を見つける方や、絵具の特性や混色を確実に理解し始める方がいらっしゃいます。まさに修行であり研究でありますが、今後の絵画制作を確実に進める糧になると思います。
また、人物画というのは、現代美術でも扱われる定番のモチーフです。また、過去の作家がこぞって選んだ題材ですし、古典絵画でも専ら扱われる題材です。これはつまり、普遍的な題材として過去から現在まで繋がる表現だということです。今後卒業制作へ向かう学生さんや、それを超えて先に作家として挑む方々も、この課題が一つの転機になることを願います。                      (西垣肇也樹)

西垣先生ありがとうございました。


ほんとうに

人体は絵画の基本ですね。

私たち、「人」の身体が規範になっていろんな空間の幅や大きさが決められていきます。

私たちが生身の身体をもっているからこそ、普段から近すぎる関係なのですが、
近すぎてか、以外と遠い対象に感じるのがヌードでの学びなのですね。

2年でもやりますよ!!

これからも大切な課題。手のクロッキー、人体デッサン、人体塑像、そして油彩は2年で多いに楽しんで(苦しんで!?)学んで下さい。

そして基礎といえば、
洋画コースの一日体験入学が11月11日に行われます!!!





    秋の一日体験入学のお知らせ
     11月11日(土)12:00〜16:30
       京都造形芸術大学


今年度入学をされた皆さんをはじめ、この体験入学で洋画コースの扉を開かれた入学生は多いですね。

体験入学はいろんな方が学びに来られます。
毎年これをたのしみに受けにこられる方もおられますし、

どんな事したいるのかな?と興味津々の方々がいっぱいです。


       どなたも大歓迎です。

初回の洋画コースの体験授業内容は鉛筆デッサンです

皆さんおなじみの鉛筆でデッサンを行います。

凄くシンプルな素材ですが、
やればやるほど魅力的な表情が生まれるのが鉛筆です。

以下は体験日の洋画の授業内容ですが、

ストライプを描いてみましょう。

ストライプの模様を利用して立体感や光の明暗を学びます。
鉛筆の調子の幅を増やす事で、モノの量感や光、影を表す事ができます。

楽しい時間となること、
夢中になること、
うけ合います。

           
秋の1日体験入学 LP



洋画コースの教員が揃って指導します。

相見節子先生、由井武人先生、川村が担当しますのでぜひこの機会ご友人にもお声かけてくださいね。(K.)