【卒制50号自由課題・中間講評】

　梅雨の真っただ中とはいえ、夏本番のような暑さが続くと思いきや、数日でひと月分の雨が降るなど各地に被害が出ているようです。どこまで行っても人知では及びのつかぬ自然の力を思い知らされます。
　
　さて、この6月22日には今年度卒制着手者対象の50号中間講評が行われました。これは単位には直接関係しない自由参加ですが、「作品が無くて見学のみ」はダメという方式の講評会です。
　出席や単位には直接関係しませんが、皆さんポートフォリオ、副論、100号のエスキースと夏のスクーリングに向け準備が忙しい中ですが、A・B日程併せて約30名ほどの方が参加されました。
　例年卒制の方向に迷い、一人での制作に行き詰るなどの方もおられますが、今回はみなさんしっかりと描いておられ、ほぼ提出できそうな方も多く頼もしい限りでした。若干迷っておられる方もおられたようですが、講評を聞ききっと迷いからは脱出できたのではないでしょうか。
　いずれにせよ、今は卒制本体ではなく試行錯誤のための50号。今回お仕事の都合などで来られなかった方たちも、迷うよりも描き始めたものにとことん手を入れてほしいものだと思います。
　これは卒制の課題のみではなく、ほかの課題にもいえることですが、「迷うよりも自分の選んだモチーフや描き方を信じしっかり筆を重ねていく！」、これが何よりの上達への近道、成功への道です。
　卒制だけでなく、各年次に取り組んでいるみなさん、夏のスクーリングまでに自分が立てた計画をできるだけ終え、身体も心も元気に夏に挑んで下さいね。（Y）