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2015年8月18日火曜日

京都一年次スクーリング「静物木炭デッサン」報告

《洋画Ⅰ-3 静物木炭デッサン》


長谷川先生と藤部先生から一年次静物木炭のスクーリング報告が届きました。

8月8日(土)~10日(月) 

担当:長谷川宏美先生・藤部恭代先生


8月8日~10日の3日間、京都にて「洋画1-3(静物木炭デッサン)」のスクーリングが行われました。連日の猛暑の中、38名の参加で熱気あふれる授業でした。


ほとんどの学生さんが、2回目の木炭デッサンとのこと。木炭特有の材質と効果に慣れるのに、最初は苦心の様子でした。


 また複数モチーフを全紙サイズの木炭紙に描くという事で、紙にどうモチーフを収めるか、構図の工夫が必要になります。
 モチーフとモチーフの間の床面や壁までの空間も、塊を捉えると同様に大事になっていきます。


 そのためにはモノトーンでのグレーの階調がとても大切である事を、この課題で経験できました。木炭は、大きな画面を多くのグレーの階調で捉えるのに、非常に適した画材です。


 白いモチーフの階調探し、固有色の明暗の違い、いろんな要素が絡み合いながら、モノトーンで画面を組み立てて描いていきます。

 3日間の制作を終え、合評会では38通りの構図と明暗の構成が出来あがりました。

それぞれが自身の課題に気づき、次に向けての糸口を掴みとって、描く事を続けていただきたいと思います。またスクーリングでお会いいたしましょう。
(文章報告:長谷川先生/写真報告:藤部先生)
※暑いさなかに、随分多くの方が受講されていたのですね。特に何事もなくてよかったです。受講生の方も勿論ですが、長谷川先生、藤部先生も本当にお疲れまさでした。(Y)