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2015年8月17日月曜日

3年次スクーリング報告 【 洋画V-8 構想 】



水口裕務先生より、「構想」スクーリングのご報告が届きました。



3年次スクーリング報告 【 洋画V-8 構想 】
【前半】717日~19日 【後半】731日~82


上記日程でつごう6日間、17名の受講生が集いました。
のっけから台風休講が危ぶまれるなか、雨ニモマケズ、ダイヤノ乱レニモマケズ、夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ、ヨイ画ヲ創ルコトノ他ニ慾ハナク、教員ノ駄目ダシニモ決シテ瞋ラズ、イツモシヅカニワラッテ描イテヰル、そういう学びになりました。

ここでは3年次テキスト科目「自由制作」に直結する模擬制作を行い、より確かな表現を探っています。この時期、ほぼ全員が次年度春から卒制着手を目指していることもあり、意欲度は満点です。
本番さながらのシミュレーションから自分の持ち味や弱点を知り、表現方法の傾向と対策を考える。ここでの気付きは、さっそくテキスト課題でおさらいしておかなければなりません。アラユルコトヲ、ジブンラシク、ヨクミキキシワカリ、ソシテワスレズ、受講後に立ち現れる成果こそ本物、これが講座の狙いです。

テキスト及第域までの到達を求める余り、教員は小言ばかり並べましたが、あとは演習Ⅲ-1、Ⅲ-2の提出を待つばかり。今回の収穫は3年次全教員で共有し、続きは添削指導で引き継ぎます。

では、充実した6日間を振り返っておきましょう。


前半、事前準備したプランの発表(初日)から構想のドローイングへ(~2日目)


前半23日目、構想を30号大エスキースに詰める
複数案(テキスト課題に対応)が望ましい




前半3日目、講評会、エスキース発表とプラン確定
(以降、宿題:自宅制作とレポート作成、必要あれば構想見直しや追加取材)


後半初日、宿題チェック


後半3日間、油彩制作


後半、制作風景


以上、現場より


後半2日目、寸評会
(制作の合間に、卒制見学、レポート読み合せ、寸評会などを交えた)


最終講評会、成果の発表


テキスト課題のことも確認


6日間おつかれさまでした

最後にこの場を借りて、2015年秋「構想」受講予定のみなさんへ

自由制作を支援する3年次スクーリングのなかでも「構想」の自由度は最たるもの、よって、表現者としての覚悟を決め、目下テーマの発見中あるいは展開中であることが受講条件となります。
事前準備としての題材取材や構想ドローイングは、いまから揃えておきましょう。でないと、プラン発表ノトキハナミダヲナガシ、再取材ニオロオロアルキ、前半学習がままなりません。
また、スクーリングとテキストの連動学習のススメから、2年次課題を残す方の受講はモッタイナイカラヤメロトイヒ、3年次テーマ設定に悩む方にはコハガラナクテモイヽトイヒ、まずは「花」や「人」から受講することです。以上、念のため。


水口先生、受講生の皆さん、お疲れ様でした!(A.Y)