3年次のテキスト科目、洋画演習Ⅲ−1「自由制作」の研究室合評風景です。
この自由制作(発想)(表現)は30号課題2枚ですが、制作ノートも提出します。シラバスにも書かれていますが、「自由」という名の付くことほどやっかいなことはありません。「自由に自分の好きなものだけを描いているだけでいいのだろうか」という疑問とともに何故それを描こうとしているのかを自身に投げることによって、自身の眼を育むきっかけが生まれてきます。
今回はじめてのテキスト科目の合評会風景をご紹介します。
本学洋画コースはこのように、テキスト作品の合評を通して、皆さんの作品を入念にチェックして進んでいただけるかどうか合議していきます。
今回は3年次の先生方が熱心にご覧になっていました。4年次の進級ももうすぐですものね。
それぞれの作品を入念に見ていきます |
先生それぞれの意見を聞きながら学生の進捗状況を見ていきます |
どれも一生懸命な作品に先生方の話も弾みます |
テーマも色彩も形態も十人十色 |
十全な判断を複数で確かめます |
スクーリング科目と違い、テキスト科目はある意味で孤独な戦いを強いられますが、この地道な道のりこそ制作の本道かもしれませんね。うまくできないとか、失敗したとか、簡単にあきらめず、どんどん描きましょう。毎日少しづつでいいですから続けてください。本学の教員はみなさんの作品を待っています。(K.)