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2013年11月13日水曜日

洋画4年卒業制作スクーリング報告(前編)


 秋も深まり、各学年のスクーリングが活発に行われています。さて今回は4年生の卒業制作のスクーリングをまとめてお伝えします。118日から10日まで京都の本学で行われた授業はA日程、B日程の初めての合同授業でした。
今回の報告は前編として前期の卒制の流れをざっと振り返ってみましょう。そして次回後編としてこの三日間の成果を紹介していきたいと思います。(紹介する枚数が多いので画像は小さいですが、大きく見たい方は画像クリックして下さい)


下写真は7月末から8月にかけて行われた「50号自由課題」2枚の合評会の風景。

本学での行われた夏の6日間スクーリングの幕開きです。


A日程50号合評会

B日程50号合評会


次は100号のためのエスキース(下絵)制作。プレゼンテーションの為に自宅で準備して、大学でも先生方と相談しながら手直しします。

小西先生と。

エスキース(下絵)を複数枚作ります。

描く、貼る、いろんな角度から構図を考える人もいます。

エスキース決定

デッサンに色を置いて確かめます。


そして 学生によるプレゼンテーションが行われます。苦労して考えた100号制作プランやエスキースなどの発表会です。身振り手振りを交えながら皆さん熱く語ります。


発表者も真剣、聞く方も真剣。

プレゼンテーションの司会や進行も全て学生が行います。

笑いを誘うコメントに会場は盛り上がります。




さて教員のレクチャー。私たち教員も全員がそれぞれの自作についての話や、絵画論などを語ります。
中原史雄先生の場合。
洋画の父!!!中原先生


相見節子先生の場合。
洋画の母 相見先生

制作だけでなくポートフォリオ作成や副論についても相談ます。
川村悦子の場合。

私、白衣を着ていて、医療相談みたいですが。
山河 全先生の場合
お話もお上手ですが、歌も上手い!



  いよいよ100号制作。


キャンバスに様々な色を塗布して、下地とする学生も多いです


各自の表現の為に様々な下色のキャンバスが並びます。




100号の箱も大学で学生各自が作ります。二人一組で100号が2枚入る箱を作成。



女性がリーダー?


ここまでが前期の流れです夏場6日間のスクーリングはなかなかハードでした。しかしこの6日間の授業を終えた皆さんの表情は卒制のための前半を乗り越えた安堵感とこれから迎える後半の不安?緊張感?が交差してか、とてもいい表情に見えました。大方の学生が100号をどのように進めていくか、その方向性が段々絞られてきたからでしょう。でも絵画制作はまだ山あり谷ありの世界です。ではまた次回に今回の11月時スクーリングの模様をお伝えしましょう。皆さんお元気で制作の進行を!!!(K.)