今年の出題担当は奥田輝芳先生でした。大きなの水玉模様の布です。
来られた方はなんだこれは?と思われたかもしれませんが、実は「箱や円の見え方を覚えていけば、割となんでも描けるようになるのですよ。」という伏線があります。
ではその様子を見てみましょう。
【秋の体験授業・京都】
期日:11月10日(日)13:00~17:00
担当:奥田輝芳、山河全、藤部恭代
錦秋の秋、まさに晴れ渡っておりました。
入口看板です。
これが今回の授業課題です。
説明をする奥田先生。
熱心に聞き入る受講生の皆さん
手元に配られた説明資料
さて描画開始です。
会場には、授業での描画サンプルや、洋画の画材として絵具も紹介されていますが、今回は使用しません。次回を乞うご期待!
藤部先生も指導のお手伝いです。
私もお手伝いです。
三人の教員が順番に回って指導しました。
みなさん、休憩時間も忘れとても熱心に取り組まれていました。
どうしても皺が気になり、中々水玉に手が出ませんが、形を描くことが大切ですね。
どれどれと、つい手が出てしまいます。
藤部先生も同じようでした。
次第に理解が深まり、だんだん描き出されます。
こう見ると、中々水玉の配置列まで確認が必要で、難しい課題ですね。
3時間足らずですが、時間とともに理解が深まり、描けなかった直方体の遠近から、それぞれの面にしっかりとついた水玉が描ける方も出てきます。
へえ~っ、さっきまで描けなかったのに、集中するってすごいな!
とあらためて再認識している私でした。
おおよそ描画時間2時間半程度ですが、ずらっと並んだ皆さんの見事な仕事っぷり。
中学校以来絵は久しぶり、という方や、絵はどうも苦手意識が強くって…と仰る方もおられましたが、どうしてどうして!
見た目は簡単ですが、実はデッサン課題を一つにまとめたような高度な課題です。
できなくても仕方ないのですが、皆さん立派にこなしておられました。
この集中力があれば絶対描けるようになるのです!
少し思うように行かず、物足りなさげな方もおられたと思いますが、最初に描けなかった
箱の遠近法が理解でき、次に明暗のバランスを覚えました。そして難関の面についた水玉という三大要素でしたが、時間足らずは仕方ありません。
きっと時間があれば全員十分な理解と描画ができるでしょう。
きっちり聞き、観て、描いた短い時間でしたが、充分に吸収されたと思います。
もし思うように進まず悔しさを持たれ、それこそ「もっとできるはずなのに…」と感じられたら、少しずつ問題をクリアしているという成長の証明なのです。
最後の20分ほどは、私の方からカリキュラムや学び方などを含めた、洋画コースの紹介。
すこし急ぎ足でしたが、少しは洋画の魅力が解っていただけたかと思います。
配布資料とパンフです。
皆さん貴重な休みを、体験に参加いただきありがとうございました!
************************* 今後の予定 *****************************
◇11月23日(金)祝
東京外苑キャンパス美術科合同説明会 担当/奥田輝芳・清水六兵衛
(内容は各コースの特徴紹介です。)
○12月09日(日)京都本学説明会
13:00~ 小講義/川村悦子・由井武人
○12月16日(日)東京外苑キャンパス説明会
13:00~ 小講義/山河全・小林良一
●01月14日(日)京都本学体験授業
13:00~ 川村悦子、相見節子、藤部恭代
●01月20日(土)東京外苑キャンパス体験授業
13:00~ 山河全、山本努
またお会いできることを楽しみにしております。(Y)