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2018年11月18日日曜日

2018年秋の体験授業

 錦秋の秋空の元、11月10日に秋の体験授業が行われました。
今年の出題担当は奥田輝芳先生でした。大きなの水玉模様の布です。
来られた方はなんだこれは?と思われたかもしれませんが、実は「箱や円の見え方を覚えていけば、割となんでも描けるようになるのですよ。」という伏線があります。
ではその様子を見てみましょう。

【秋の体験授業・京都】


期日:11月10日(日)13:00~17:00
担当:奥田輝芳、山河全、藤部恭代



錦秋の秋、まさに晴れ渡っておりました。


入口看板です。 


これが今回の授業課題です。


説明をする奥田先生。


 熱心に聞き入る受講生の皆さん


手元に配られた説明資料


さて描画開始です。


会場には、授業での描画サンプルや、洋画の画材として絵具も紹介されていますが、今回は使用しません。次回を乞うご期待!


藤部先生も指導のお手伝いです。


私もお手伝いです。


三人の教員が順番に回って指導しました。


みなさん、休憩時間も忘れとても熱心に取り組まれていました。


どうしても皺が気になり、中々水玉に手が出ませんが、形を描くことが大切ですね。


どれどれと、つい手が出てしまいます。


藤部先生も同じようでした。


次第に理解が深まり、だんだん描き出されます。


こう見ると、中々水玉の配置列まで確認が必要で、難しい課題ですね。


3時間足らずですが、時間とともに理解が深まり、描けなかった直方体の遠近から、それぞれの面にしっかりとついた水玉が描ける方も出てきます。


へえ~っ、さっきまで描けなかったのに、集中するってすごいな!
とあらためて再認識している私でした。


おおよそ描画時間2時間半程度ですが、ずらっと並んだ皆さんの見事な仕事っぷり。
中学校以来絵は久しぶり、という方や、絵はどうも苦手意識が強くって…と仰る方もおられましたが、どうしてどうして!
見た目は簡単ですが、実はデッサン課題を一つにまとめたような高度な課題です。
できなくても仕方ないのですが、皆さん立派にこなしておられました。


 最後はずらっと並べて、奥田先生と藤部先生の総評です。描画時間を延ばしたため、個別の講評をする時間がありませんでしたが、皆さん本当に能く描いておられたと思います。
この集中力があれば絶対描けるようになるのです!


少し思うように行かず、物足りなさげな方もおられたと思いますが、最初に描けなかった
箱の遠近法が理解でき、次に明暗のバランスを覚えました。そして難関の面についた水玉という三大要素でしたが、時間足らずは仕方ありません。


きっと時間があれば全員十分な理解と描画ができるでしょう。


きっちり聞き、観て、描いた短い時間でしたが、充分に吸収されたと思います。
もし思うように進まず悔しさを持たれ、それこそ「もっとできるはずなのに…」と感じられたら、少しずつ問題をクリアしているという成長の証明なのです。


最後の20分ほどは、私の方からカリキュラムや学び方などを含めた、洋画コースの紹介。


すこし急ぎ足でしたが、少しは洋画の魅力が解っていただけたかと思います。


配布資料とパンフです。


皆さん貴重な休みを、体験に参加いただきありがとうございました!


 まだまだ様子が解らない、入学を決めかねるという方のため、下記の日程で説明会と体験授業が行われます。何度参加いただいても結構ですので、是非ご活用下さい。


************************* 今後の予定 *****************************

11月23日(金)祝 
     東京外苑キャンパス美術科合同説明会 担当/奥田輝芳・清水六兵衛
(内容は各コースの特徴紹介です。)


○12月09日(日)京都本学説明会       
                  13:00~ 小講義/川村悦子・由井武人
12月16日(日)東京外苑キャンパス説明会  
                  13:00~ 小講義/山河全・小林良一


●01月14日(日)京都本学体験授業      
                  13:00~ 川村悦子、相見節子、藤部恭代
●01月20日(土)東京外苑キャンパス体験授業 
                  13:00~ 山河全、山本努


またお会いできることを楽しみにしております。(Y)