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2019年7月19日金曜日

蟬時雨に夏の到来を感じる今日この頃です。
今日は先ごろ終了した現展75の出展者の作品を紹介しましょう。
本展は国立新美術館で5月に開催され、名古屋の愛知県芸術センターや大阪市立美術館に巡回。今年は75回記念展ということで、11月20日から現展100人展として横浜市民ギャラリーにて新たに開催されます。
会員、準会員、会友、一般と出展者は様々なキャリアをお持ちですが、
現大学院の在籍者の方がお二人、修了生がお一人、今年度卒業生がお一人出展されていました。
皆さんご出展おめでとうございます!

会員の石黒喜子さんの作品から。
石黒さんは現在M2生。修了制作中です。



            大作ですね。いつもの作風が一変?
            作品の大きさに比例してか、大きな筆さばきです。
            赤系の色彩は重くなりがちですが、垣間見える黄色や、
            軽快な筆触が魅力的な絵画空間を醸し出しています!

準会員の水上卓哉さんは2016年度院修了生。
今年度から準会員、おめでとうございます。
それにしても高さ360センチとは!
いつもながら精力的な仕事ぶりです。
90センチ角のキャンバスを8枚組まれたのですね。
海底の世界が縦構図でおおらかに描かれています。

現M2生の中原圭司さんの作品
中原さんは今年で2回目の出展ですね。  修了制作もあります。頑張って下さい。

家の中が独特の視点と陰影で描かれます。
作者の目の高さが感じられて鑑賞者もその背後から
一緒に家内を覗き込んでいるかのような錯覚を覚えます。



最後は今年度学部卒業生の杉浦秀人さんの作品 です。
杉浦さんお久しぶりですね。
ここでお会いするとは!
現展には上のような大学関係者もおられます。
交流されることを!
頑張られて下さい。

        さて
  来月は本学で真夏の芸術祭が開催されます。


また詳しくは8月の展覧会情報でお伝えしますが、洋画の卒業生や在籍者の作品もたくさん出展されています。皆さんと展覧会最終日にお会いできますように!(K)