師走とはよく言ったものですね。いえいえ、忘年会ではなく仕事が続いてですよ。
やっと今日一区切りついた状態です。
ちょっと前になりますが、去る15日に外苑キャンパスで東京懇親会が、翌16日には東京での説明会が始まりました。今日はその報告です。
【東京懇親会】
12月15日(土)
担当:(洋画)山河全、各コースからの参加教員
第一部は珍しくワークショップです。
というのも、長年一緒にやってきた、空間演出デザインコースで現役、田村縕(つつむ)先生が今年急逝され、その追悼を兼ねて先生がよく指導されていた「写経的アート」と銘打った点描のワークショップとその背中を語る会が行われたのです。
洋画の方にはなじみの薄い先生ですが、教職員にとっては開学時からの古参の仲間。
結構たくさんの方が来場され黙々と点を打って下さったようです。ご冥福を祈りたいと思います。
大変良く晴れて暖かい日でした。
小春日和というのでしょうか。まだ冬らしくないですが…
こんな感じの先生でした。いつも赤いマフラーやチェックのシャツを着ておられたのでご存じの方もおられると思います。
風貌に似合わぬ?繊細な表現!
黙々と点を打つ、確かに写経的アートですね。
外苑近くには枯葉のモチーフはたくさんあります。
皆さん黙々と作業をしていただいたようです。
実はこの時間私は洋画コースの学習相談をしており参加できませんでした。
なかなかの出来栄えの方も…
この後、「背中を語る会」もあったのですが、洋画卒業生の美女お二人につかまりラウンジでお話しをしておりました。失礼!
ということで、後は懇親会へとなだれ込みました。
上田通信部長の挨拶の後、乾杯です。
あれれ、下の写真私は右端で卒業生の水上卓哉君と話をしていますが、中央下には元スクーリングチームの葛井君の姿がみえます。今は退職し鳥取在住のはずですが…
偶然東京へ来ており、懐かしくて顔をみせてくれたようでした。色んな人に会えます。
話は盛り上がり、この人数ですからあっという間になくなってしまいました。
早々と「先に二次会へいっています!」と退席される方もおられましたが、カップ酒とつまみ持参でこられた猛者連もおられました。流石大人ですね??
さてこの日お会いした2人の報告です。
一人は水上卓哉君、なんとシェル美術賞展と、FACE展の双方に入選したとのことでした。
双方とも中々の難関コンペティション!本当におめでとうございました。
シェル入選作、残念ながらまだFACE展は公表されていませんでした。
もうお一人は、元陽展の準会員の長谷川好吉さん。卒業制作から淡々とふるさとの蔵王山を描き続けている方、今回も現場取材から一貫して山を描き二点入選されたとのこと、なんとも思いの深さを感じます。
その後、最後まで残った方たちと近くで二次会をし、楽しく絵の話などをしました。
以上東京懇親会の報告です。
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12月東京説明会
12月16日(日)
担当:山河全、小林良一
さて翌日は東京説明会
今回は、「デッサンのうまくなる話」をテーマに、ホムンクルスの脳地図を紹介し、目と手が如何に脳に近い存在かを説明し、多少の知識と落書きから始める絵の気楽さを感じてもらいました。
この日は少し曇りがち、やや冬らしい色ですね。
全体会、たくさんの方が来場して下さいました。
「ペンフィールドの脳地図とホムンクルス」
皆さんはこんな図をご存じでしょうか?
手を使う絵がとても脳を使うことに適しているという説明です。
次は光と影のでき方からものの見え方の説明。
今回は小林先生にお手伝いいただきました。
皆さんとても熱心に聞いてくれていました。
これでいいのかな??
誰でも経験のありそうなノートの端の落書き、
こんな落書きをたくさんしている内に脳が働きだします。
なんかまだ硬いですね。もう少し気楽に…
そんな感じでいいですよ。
小林先生と廻りながら指導。
短い時間でのミニ講義と手を動かす練習、少し物足りないかもしれません。
でも入学されたら、ぞんぶんに描いていただけます。
最後はカリキュラムや洋画コースの特徴を紹介。
以上少し遅くなりましたが、東京懇親会と説明会の報告でした。
次回は、京都1月13日(日)と東京20日(日)に油彩による体験授業を行います。
まだ入学を迷っておられる方は是非ご参加ください。お待ちしております。(Y)