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2018年12月13日木曜日

2018師走の彩りー卒業生のご活躍

冬の夜空は澄んでいて、星の瞬きが美しいこの頃です。
皆様お元気でお過ごしですか?

師走は行事も多く、街中が生き生きとした勢いに満ちていますね。
卒業生の皆様には多くの展覧会が行われるのもこの季節です。
師走を彩った皆さんの展覧会の報告をいたしましょうね。


12月4日から9日まで、2013年度卒業生による、GEIKONイチサン会5周年目を迎え、京都寺町通りのギャラリー、ヤマシタ2号館にて行われました。
そのイチサン会展をかわぎりに、その同期生たちが寺町通りを中心に五カ所で、個展やグループ展を繰り広げ、賑やかな一週間でした。

では最初のGEIKON イチサン会の会場から。



ギャラリーヤマシタは二階です。イチサン会のポスターが迎えてくれます。

イチサン会、会場風景。
        
        初日は皆で各会場を巡り合評会?  

       
最終日に当番で詰められたイチサン会のメンバー。

前列右から野呂徹さん、諸星実さん、勝田由起子さん、松本繁文さん、
後列右から中川耕二さん、森田光男さん、山本敦子さんの面々



上のスタンプラリーはそれらの五カ所のギャラリーを全部巡ると,メンバーによるポストカードをプレゼントするという試みでした。

まずは「なにげない日々」の同時代ギャラリーから。

こちらは寺町三条アーケードを西に出た所の同時代ギャラリー

そこで行われたのがこの4人のグループ展
「なにげない日々展」
メンバーは右から植田真理子さん、新井かつよさん、杉森康彦さん、原田美紀さん

その次は寺町御池北にあるギャラリーaでの個展会場へ。

個展会場


作者の中野隆彰さん。テーマは「女性を描く」でした!


そして次の会場はギャラリーカトの2階です。


寺町御池下がるギャラリーカトで個展を開催されたのは石川清行さん。
右の方は奥さまかな?



同じく寺町姉小路東のヤマモトギャラリーへ。


このお二人は、
イチサン会の重鎮

お二人で二人展を開催。今回で2回目。
右は齋藤進さん、左は伊奈正彦さん


        そして地図には載っていませんが、同時期に個展開催の


東京のかわうそ画廊で個展開催の鈴木那奈さん
        


2013年度生のイチサン会打ち上げです。
遅れて中原先生や島村薫さんもこられました。左の席前列右には湯浅美津江さん
その奥には北海道から来られた菅原照さんのお顔も見えます。

そして

今週の火曜日12/11~16まで以下の展覧会が開催中です。

寺町通り御池上がるのギャラリーで現在個展開催中は、2014年度卒業生の神田恭子さんです。
アート・スペース余花庵にて16日まで。



神田さんと新作の作品

            新作による連作
神田さんのこの個展は、先のブログで紹介していますが、
新制作で入選された大作をはじめ、意欲的な新作もずらりと並んでいます。

とても迫力のある展観でした。


そして10周年を迎えたはてなし会展が同時期に河原町丸太町北の
京都芸術会館の2階ギャラリーで開催中。

はてなし会は2008年度卒業生による同期会です。
今年で10回を迎えられたそうですが、今回でピリオドを打たれるそうです。
残念なことですが、同会の皆さんは個人でも他のグループ展ででも活躍の場が沢山おありですね。今後は個展や他の会場で拝見できる事を楽しみにしています!



はてなし会会場入口風景

会場には50号前後の作品が並んでいて、皆さんの熱気を感じました。

はてなし会の上の会場


年に一度とはいえ、同期会の競演は刺激もあり、交流も深まり、いいことでしたね。
10年にわたり、よく継続されました。




不慮の事故でお亡くなりになられた中臣偕一郎さんの作品
中臣さんは卒業後、絵画指導をずっとされておられたそうです。


このように卒業生の皆さんが大学を終えてもなお制作に本腰を入れて、100号以上の
作品を継続して創られ、公募展や、個展や、こうした同期会展に積極的に参加されるのは通信洋画の素晴らしい伝統だと思います。
先輩から後輩までこの気概をぜひ繋げていただきたいですね。

京都での展覧会報告が多くなりますが、12/24まで東京の国立新美術館で開催中の2018シェル美術賞展に入選された水上卓哉さんの活躍も記しておきます。先のブログにも紹介していますが、皆さん!師走のこれら展覧会にぜひ足を御運びください。

中原史雄先生の個展も12/22まで三条木屋町上がるギャラリーなかむらで開催中です。
お忘れなく!!!(K.)