大阪北部地震や西日本豪雨被害など大変な夏になりましたが、熱中症も危険度を増しております。台風12号で被害が拡がらぬよう祈るしかできませんが…
ただ日中少し出かけただけでも疲労の度合いが違うのか、帰るとすっかり疲れて居るこの頃です。ただならぬ状態ですので重々お気を付け下さい。
とは言ってもこの夏、のんびり何もせず過ごすのも勿体ないと思います。現役在校生の方は是非、一つでも二つでも課題に手を付けてみて下さいね。
今日は、東京・大阪・京都で展開する、中原先生の卒業生・修了生対象の洋画塾などでおなじみの洋画関連の大阪・京都芸術学舎講座のご紹介です。
講座設計を離れて少し経ちますので久々の宣伝です。
東京学舎では残念ながら現状では展開できないので申し訳ありませんが、興味がある方には関西まで出かけてきていただいてます。勿論在学生に限らず、一般の方でも受講できますのでご興味がある方はこちらからアクセスしてみて下さい。
https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/top/top/
春
春:スケッチ風景(竹ペン)…………………石田 歩
募集終了!
竹ペンを使い、どんどん風景を描いていきます!
難しそうで消さない分思ったよりも進みます。
元工作少年・石田先生が一つ一つお手製で作られた竹ペンが準備されます。
春:ヌードクロッキー講座……………………宮道知子
募集終了!
人物を捉えるのは、じっくり描くデッサンも大切ですが、
動きを失っては生きた人間は描けません。
短時間でのクロッキーを重ねることで、次第に生きた線
を引けるようになります。
募集終了!
講師の今井先生は日本画出身ですが、イギリスブライトン
へ留学後油彩、テンペラ、アクリルを使いこなし繊細な表
現が得意です。
やさしく卵テンペラを解説し高度な技術までが学べます。
春:静物デッサンの遠近法……………………富士篤実
募集終了!
今年からは春は静物画を中心の遠近法を学びます。身近なモチーフの自然な見え方は、まずはデッサンの第一歩。しっかりと基礎を学びます。
夏
夏:石膏木炭デッサン…………………………木村克郎
募集終了!
美術大学といえばデッサン、デッサンといえば石膏と云われるくらい、日本では石膏デッサンが美術の代名詞のように言われた時代がありました。
美大生らしく、その石膏を木炭の使い方から学びます。
夏:パースを学んで描く水彩画講座………田中 勇
募集終了!
田中先生は洋画出身ですが建築パースの専門家。
企業のカレンダーなどもこなすテクニックは超一流。
パースを学んで水彩画までという上級テクニックを少しずつ学んでいきます。
現在まだ募集中です!!
フレスコは漆喰が塗れる壁がなければできない!という常識を覆した講座です。気軽にテーブル上で、本格的なミケランジェロばりのフレスコが学べます。8月8日まで申込み可能です!
夏:フォトリアリズム講座………………………水口裕務
募集終了!
誰もが一度はやってみたいフォトリアリズム、トレースからひとつずつ手順を踏みながら、誰でもできるフォトリアリズムを水口先生が丁寧に指導していきます。
募集終了!
自由に色彩を楽しみながら描く水彩画は、若手講師2人の人気講座!実は簡単そうにみえる水彩画にはコツが必要です。洋画若手コンビが丁寧に水彩の楽しさを指導してくれます。
夏:洋画研究講座夏(絵画編)…………洋画研究室
現在まだ募集中です!!
夏の洋画研究講座は冬と同じく研究室専任四人で対応する講座です。春はエスキースですが、夏は油彩やアクリル作品づくりを中心に講座をすすめていきます。8月8日まで申込み可能です!
夏:デッサン絵画のための遠近法…………山河 全
募集終了!
西洋絵画ではデッサンや絵を描くうえで、必ず必要になる遠近法をわかりやすく紐解き、実際にいくつかの作画などトレーニングを通して、自然なパースペクティブとは何かを身に着けていきます。
― 秋・冬講座なので募集はまだ始まっていません。乞うご期待!―
秋
秋:アクリル画技法講座…………………………一居孝明
講師の一居先生はいたずら好きの技法の宝庫、だまし絵で展覧会を訪れたお客の眼を奪います。そのアクリル画の技法を具体的に紹介してくれます。
秋:楽しく学ぶテンペラ画講座秋………………今井康雄
春の講座に続き、秋はテンペラの応用として黄金背景の技法も学んでいきます。金箔の使用方から画面との関係など緻密な画面計画でできあがるゴージャスな絵画。古典技法の結晶ですね。油彩・日本画を問わず勉強になります。
秋:人体木炭デッサン……………………………木村克郎
講師の木村先生は、デッサンで有名な、かのすいどーばた美術学院の元主任。きびしいながらも優しい指導で、木炭の扱いから人体の何たるかを熱血指導されます。
秋:風景デッサンの遠近法………………………富士篤実
秋の遠近法講座は今年より風景に特化した遠近法の講座。
あれもこれもではなく、風景のような大きな空間はどのように描いたら成立するのか。静物との違いを明らかにし、身近な風景を描けることを目指していきます。
秋:ギャラリーの現場から………………………松尾 惠
講師の松尾さんは、元現代美術アーティストですが、画廊を開設し京都市の美術ディレクターとして数十年若手育成をしてきたベテランギャラリスト。
ギャラリーの楽しみ方やこれからギャラリー開設を目指す方には絶好の講座です。
冬
冬:楽しく学ぶフレスコ画講座冬………………箭内新一
謙虚でおだやかな人柄からは、想像もできない卓抜した描画力に飽き足らず、留学し最先端アートまで身に着けたアーティストのフレスコ冬バージョン。といっても初心者には優しいフレスコの入門編を、経験者には自由に扱うための更なる上級編も準備しています。学んで損はない講座。
冬:洋画研究講座冬(エスキース編)…洋画研究室
それぞれ作家としてベテランの洋画教員四人が指導する冬の洋画研究講座はしっかりとしたエスキースを創る講座。しっかりした着想から綿密なエスキースができ絵画が生まれていきます。一歩うえを目指す絵画のためのプロセスとその手法を学んでいきます。
冬:フォトリアリズム講座冬…………………水口裕務
いわずとしれたフォトリアリズムのベテラン作家、水口先生の冬バージョンです。少し学ぶだけでリアリズムが近くなりますが、更に魅力ある画面へと進化するために、その取材から一歩上の仕上げまでのプロセスを学びます。
冬:知って拡がる水彩画講座……………由井武人・富士篤実
水彩画は薄く溶いて滲ませるだけ…とは限らないのです。ガッシュもあれば、透明水彩もあります。ドライブラシやドリッピング、スパッタリングなど技法も多々あり、他の素材との併用でいくらでも表現の幅は広がっていきます。
冬:石膏木炭デッサン……………………………木村克郎
入試の石膏デッサンなどくそくらえ!…と云われても、石膏は基本を抑えるうえではとても便利なデッサンのモデル。光と影から量を学び、立体の見え方描き方を学ぶには絶好の対象です。見方や描き方に困っている方は是非試してみて下さい。
※以上が今年度開講予定の「大阪・京都芸術学舎」の洋画関連講座一覧です。
他にも、中原先生や木村克郎先生の卒業生対象の油彩関連講座や芸術総合学科からのデッサン描画科目等もあります。
最近webではだんだんと受付終了したものが表示されにくくなりましたので、一覧をまとめてみました。先生方は通信在校生、卒業生・修了生、一般を問わず待ち構えておりますのでお時間ある方は是非ご活用下さい。(Y)