例年ならすでに梅雨入りしているところですが、京都はまだ梅雨入りしていません。
今年の夏は暑いと予報されていますが、しっかり今のうちに身体を休めて夏に向かいたいところですね。今回は三年次スクーリング「人」の報告が富士先生より入りました。
前後半で6日間のスクーリングなので、先生・学生さん共にお疲れだったと思います。
さてどんな感じだったでしょうか。
洋画Ⅴ-2「人」
前半:5月19日(金)~21日(日)
後半:5月26日(金)~28日(日)
担当;富士篤実先生
5月19~21日・26~28日に三年次「人」のスクーリングを行いました。
● 前半:
このスクーリングでは「人」をテーマに制作をします。
前半の3日間は、アイデアを出すことに専念します。取材をし、それを元にアイデアスケッチをしていきます。
アイデアといわれると、どこか発想力を問われる様に思いますが、
それも練習を重ねることでアイデアを出す力は身に付きます。
それも練習を重ねることでアイデアを出す力は身に付きます。
頭の中でイメージしたもの全てを絵にする練習です。描くことで絵の展開も広がります。
アイデアスケッチですから、サイズも小さくて良いのです。
どんどん描いていきましょう。
たくさんのアイデアスケッチができました。
アイデアスケッチがあれば、後半のタブローの素材として使うことができます。ひいては、今後の自由制作にも使っていけます。
アイデアを出しておいて、損はありませんね。
アイデアを出しておいて、損はありませんね。
● 後半:
いよいよ本画(タブロー)制作。後半までに間があったので、皆さんそれぞれ構想を練られたようです。
私たち教員も学生さんがどういうものをつくりたいのかお話を聞いて進めていきます。
前半はアイデアを広げる作業でした。それに対し、後半は、アイデアを掘り下げていく作業になります。
制作の合間に学生さん同士の意見交換?大事ですね。
交流?も大事!!?皆さん楽しんでる・・・・・・のか??!
自由制作で大事なのは、イメージに枠をつくること。
いつまでも自由に構想をひろげてもきりがありませんから、多少制限があった方がイメージを掘り下げていくには適していると思います。
私の場合は、想像を広げることを「解放」とし、イメージを定着し掘り下げていくときを「制限」としています。「解放と制限」を意識して使い分けていますが、皆様はどうでしたでしょうか。
途中、自分の絵を遠くから、時間をとってじっくりと見ていただきました。
あまりコメントもしないで、鑑賞する時間をつくりました。
描くのと同様に離れて作品を見るのは大事な時間です。
この時に自分の課題を見つけられた方も多かったようです。描くべき点が確認できればラストスパートをかけます!
合評では各々作品に込めた想いを発表していただきました。
自身の作品を振り返ることは次回作の課題を見つけるためにとても大切なことです。
課題点を見つけることが、次回作への制作意欲へと繋がるんです。
前後半通しで6日間、作品と充分に向き合って制作をされました。
今回受講された皆さんはよく手が動いていましたね。
強い制作意欲を感じましたので、これからもがんばって欲しいと思います。
お疲れさまでした!(報告:富士先生)
※富士先生ご報告ありがとうございました。みなさまお疲れさまでした。
少しは絵を作っていくプロセスが掴めたでしょうか?
三年次からは自由課題、つまり自分で発想から構想へまとめ、興味を掘り下げて自分の表現を探っていくという、課題ながら「自分」というものを考えていきます。
やっと課題から解放された~と、思われる方は稀で、自分が何を描きたいのか、何をどう描いたらいいのかわからない、といった方のほうが多いと思います。
このように、三年次はドローイングやアイデアスケッチをたくさん行い、エスキース作りや教員との相談などを経て制作を進めていくスクーリングが多くなります。今迄の用意されたモチーフを描くのとはちょっと違いますね。でも、自分らしい表現を見つけるのは中々難しいですが、卒業までにはなんらかの形が見つかっていくものです。これからの三年次の方も頑張って下さいね。(Y)
少しは絵を作っていくプロセスが掴めたでしょうか?
三年次からは自由課題、つまり自分で発想から構想へまとめ、興味を掘り下げて自分の表現を探っていくという、課題ながら「自分」というものを考えていきます。
やっと課題から解放された~と、思われる方は稀で、自分が何を描きたいのか、何をどう描いたらいいのかわからない、といった方のほうが多いと思います。
このように、三年次はドローイングやアイデアスケッチをたくさん行い、エスキース作りや教員との相談などを経て制作を進めていくスクーリングが多くなります。今迄の用意されたモチーフを描くのとはちょっと違いますね。でも、自分らしい表現を見つけるのは中々難しいですが、卒業までにはなんらかの形が見つかっていくものです。これからの三年次の方も頑張って下さいね。(Y)