さて、今年度もスクーリングが始まり、下旬には各年次のテキスト課題がぞくぞく届いています。あたらしくなった提出締め切り日や、年八回という提出回数が変わったこともあり、例年に比べ多めの提出がされていたようです。
皆さん頑張っておられますね。
いよいよ始動しだした2017年度!また一年間一緒に頑張りましょう。
洋画Ⅲ-1「花」京都スクーリング
4月21(金)~23(日)前半4月28(金)~30(日)後半
担当:小枝繁昭先生
4月21日から2回の週末を用い、3年次スクーリング"花"を開講しました。
主に2年次後半と3年次のテキスト課題を始めたばかりの約20名の受講がありました。
この スクーリングでは、モノ(花)との関係を深め、既成の概念にとらわれず、純粋にモノと向き合うことの大切さを学びます。
まず前半の3日間は、じっくりと時間をかけて花と向き合います。私たちは、花と向き合う中で"何を感じ" "何を考える"のでしょうか。それぞれが、巡らせた想いはドローイングとして記録され、様々な発想へと広がります。
後半は、前半に蓄積された花からの情報を手掛かりに自由制作へと展開していきます。
"花とは何か"
"絵画とは何か"それぞれの思考が画面に立ち上がり、多様な作品が生み出されました。
受講生の皆さん、お疲れさまでした。今回のスクーリング体験が、皆さんの表現の幅を広げ、深めてくれることを願います。よく考え、しっかりと描き切ること!それぞれの自由制作が、どのような展開を見せてくれるのか楽しみにしいます。
(報告:小枝繁昭先生)
小枝先生、受講生のみなさん6日間お疲れさまでした。
如何でしたか?花と向き合ってみて…
「向き合う」っていい言葉ですね。単に写真のように描くだけなら技術を磨けばすむことですが、向き合うことで更に自分の感情や考え方のようなものが注入され表現となるのでしょうね。それだけに表現への悩みは大きくなり、より自らのあり方が問われることになります。卒業生の方たちはそれを越えたところで各自の表現へと邁進しているといえます。でも、まず三年次テキスト科目で十分に自分の考えを描ききることが目標です。
大いに悩み、たくさん描いて得はあっても損は決してありません。今うまくいかずとも未来のためくじけず頑張りましょう。(Y)