みなさんは足を運びちゃんと勉強されているでしょうか。
絵画は図録での知識や描くばかりではダメ！しっかりと本物の絵に接し、自分の眼をしっかりとやしなって下さいね。
今日は個展二題の紹介です。
一つ目は2006年度？卒業生の佐藤悦子さんの個展です。彼女は洋画卒業生にまちがいないのですが、このところの表現は写真を中心としています。昨年ぐらいからコマーシャル・ギャラリーで取り上げられ、今回は個展デビューです。
日本橋小伝馬町の「みうらじろうギャラリー」ですので、人形町の旧サテライトキャンパスの近くですね。お近くの方は是非見に行ってあげて下さい。
《佐藤悦子写真展 "ROOM"》
会期：2015年9月22日（火）～10月12日（月） 12：00～19：00（12日を除く月曜休廊）
場所：「みうらじろうギャラリー」東京都中央区日本橋小伝馬町2-5石倉ビル4FB
℡.03-6661-7687
※初日22日午後５時よりオープニングレセプションがあるようです。
****************************************
さて、もう一つはかく云う私（山河）の個展でございますが、京都からも若干遠い福井の田舎の高校で行われるのでご案内までです。根性で来られる方は公開日も限られていますので、DMをしっかり見てからおいで願います。
ところで田舎の高校とは言いましても、福井県下では古くから美術の盛んな鯖江市というところで、当の鯖江高校は、なんと！現代美術のコレクションと広いギャラリーを持っている不思議な公立高校です。山口牧生、ミハ・ウルマン、アンドレアス・カールシュルツ、ハンス・アルトゥング、ソニア・ドローネー、三上誠、オノサトトシノブ、土田ヒロミ、井上有一、石川九楊、朝比奈逸人、それに私の大好きなピエール・スーラージュや橋本夏夫さんの彫刻などがあります。
渋いコレクションで本当に驚ろきですね。
私の友人からの声掛けで引き受けたものの、ふたを開けるとギャラリーは40ｍもの壁面があり、1990年からの大作ばかり２０点ほど展示の予定です。興味がある方は、温泉旅行を兼ねてお出かけ下さい。初日は高校生諸君のお琴の演奏などと気恥ずかしいオープニングと学芸員との対談トーク、ワークショップが準備されています。
施設課の小川さんと、今年退職された有木先生が行こうかなと仰っていましたが、京都からも車で３時間と遠いです…。
《山河全 展》
会期：2015年9月21日（月）～10月4日（日）10：00～16：00（但し土日祝日のみ公開）
場所：「福井県立鯖江高校付属 ギャラリー王山」
福井県鯖江市船津町2-5-42 ℡.0778（51）0001 担当：問い合わせは朝倉先生まで
※随分古い作品から並べますので、私にとっても25年ほどを振り返る良い機会です。
みなさまおいそれとは来れないでしょうから、また終わったら報告したいと思います。（Y）
