洋画Ⅴ-2 《人》
8月17日(月)~22日(土)前半担当:古野恵美子先生
後半担当:富士篤実先生
洋画V-2「人」のスクーリングを8月17日~22日に行いました。
前半を古野先生、後半を私、富士篤実が担当いたしました。今回は後半の油彩制作の様子を載せておきます。
これをしっかり制作しておくと油彩制作の際に道標となってくれると思います。
油彩制作。エスキースと油彩では使われてる画材も違うので、そのまま描き写すと言うわけには行かず、すこし工夫が必要になってきます。趣向を凝らして、タブロー制作して行きます。
画集をみて、先人の手法に頼るのも制作方法を学ぶ一つになるかと思います。得られるものがたくさんあります。ただ手法だけを真似るだけではなく、なぜその効果が自分の絵に必要なのか?も考えておいて欲しいですね。それを考えて行かないと、自身の表現となっていきませんから。描きたい物を探す。考えすぎてしまうと制作も進まなくなるので制作しながら考える事がポイントです。描いて損するモチーフは無いので、むしろ今回描いたモチーフの良さを探してやりましょう。真剣に制作。油彩は絵具を重ねる事で魅力を発揮する画材。「絵具の厚み」と言うのは、分厚い絵具を一気にのせるという事だけでなく何層も絵具を重ねると言う意味も含みます。「とにかく重ねりゃ何とかなる!」って気持ちで僕も描く事ありますよ(笑)こんなに楽しいスクーリング。心からの笑顔か??(笑)そして最終日の合評会。皆さんが積極的に合評会に参加し、様々な意見を発言していただきました。人数が多かったのでたくさんの作品に触れる事ができましたね。大人数で絵を描く事もスクーリングの醍醐味だと思います。他者の作品を見る事はとても大事。とても良い機会になったと思います。またお会いできる時まで研鑽を積んでおきましょう。では。(報告:富士先生)※中々大人数のスクーリングだったようですね。特に三年次のスクーリングは一つのサンプルではなく多用な表現を見ることで、より良い自分を目指せる絶好の契機です。これは踏み台にそれぞれの表現が生まれていくと良いですね。受講生のみなさん、古野先生、富士先生お疲れさまでした。(Y)