洋画Ⅲ-2【風景を創る】
10/24-26 室津(兵庫県) 担当:城野愛子先生
兵庫県の室津でのスクーリングに、12名が参加されました。
1日目は鉛筆で、描きたい場所や描きたい気持ちがより伝わる構図を探ります。
1日目 ホテルでの合評風景
2日目は、午前中ボールペン(太字)で、午後はボールペンか鉛筆を選択で各1~2枚ずつ描きます。
2日目 ホテルでの合評会
ボールペンは消せない分、強気で前進するしかなく、思いきった描 き込みができました。インクもどんどん減るので、替芯を多めに用意すると安心です。
3日目はいよいよ水彩です。
2日間の滞在でふくらませた気持ちを筆に込めて、午前中に1枚描きます。
午後から漁協の軒下をお借りして合評しました。
水彩は短い時間でしたが、それまでに身を置き、足でたどり、目で探ってきた空気が、画面に息づいているのを感じました。
日常から少し離れ、仲間と共に制作する楽しさや、描くことを身近に感じられた旅でもあったと思います。このような機会がまたあれば、という意見も(学校から離れた場所で、民宿で、2泊3日、各駅停車の旅など)いろいろお聞きすることができました。初めての担当で、学生の皆さんにもいろいろお世話になりました。ありがとうございました。
報告:城野先生
城野先生、受講生の皆さん。天候には恵まれたようで何よりです。
確かに、「旅をし、スケッチをして友と語らう。」とても充実した授業ですね。
「こんな機会がもっとあればよい。」という意見は毎年あります。しかし、これは慰安旅行ではなく、楽しくても授業ですから、安全管理の面やいろんな事情の学生さんもあり、そうそうは行えません。
卒業生の方たちは、展覧会を企画したり、一緒に旅行しながらスケッチをするなど楽しんでおられます。皆さんもそんな自由を楽しめるよう卒業を目指して頑張って下さい。
室津のスクーリングは皆さんの参加があってこそ、継続できるスクーリング。
これからも続けられるようたくさんのご参加を待っています。
お疲れさまでした。(Y)