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2015年10月3日土曜日

大学院M1展「一日千秋・明日につながれ」のお知らせ・ 城野愛子展

秋晴れの爽やかな週末。いかがお過ごしですか?
先日の連休では、大学祭で大賑わいの瓜生山学舎でしたね。
皆さん遊びにこられました?
通信学生によるカフェも大流行りでした。コーヒとても美味しかったです。

下図のマップは本学瓜生山に点在する建物の数々。
大学の山中を散策するのもまた面白い出会いがあるものです。

さてこのお山のてっぺんに「千秋堂」というお茶室があります。
大学玄関奥のエレベーターで最上階まで行って、吉田松蔭さんのお像のある場所よりもさらに階段をあがったところにあります。

丸で印を付けた所ですね。
このお茶室は裏千家お家元より寄贈された茶室で、1960年頃につくられたもの。
本学に移築されて、もう9年くらいになるのかしら?
以来「千秋堂」と名前がつけられています。
大変由緒のある、素敵なお茶室ですが、
そこで通信大学院の1年生による展覧会茶会が10月17日(土)に行われます。


一日千秋 vol.2ー明日につながれ
2015年10月17日(土)14:30~16:30
京都造形芸術大学・千秋堂

池田千里 奥田良悦 落合正美 鈴木誠郷 田中煕子 津金高浩
平田憲二 藤田喜美子 増田正昭 水上卓哉 樅山善久(大学院修士課程洋画分野1年生)


伝統的な茶室空間に夫々の50枚のポストカード・ドローイングやミニ・ペインティングが置かれます。ぜひ瓜生山頂上にあるこの千秋堂に足をお運びください。
美味しいお抹茶を立てて院生たちがお出迎えいたします。


現在 「城野愛子展」が大阪天野画廊で開催されていますね。
本日までです。
城野先生、ブログを見て出向かれた学生にお話をしましたよっておっしゃっていました。




鮮やかな色彩ですね。
風景としての形態はあるのですが、カラフルな色彩で表現されています。
現実を飛び越え、空間を飛び越え、絵画としての城野先生独自の成り立ちが見られます。絵画が常にフラットであることを今更考えさせられます。


城野愛子先生。 



洋画コースでは「展覧会鑑賞の勧め」を大切にしています。
描く視点と見る視点。
それらが交差して、自分自身の作品の振幅が広がるのです。
美術館の特別展もこれから益々開催されますが、勿論できるだけ見に行きましょう。

自分の肉眼で見ること。
そして展覧会で1枚だけ、最も気になった作品の名前と画家の名前をメモして帰りましょう。コレ続けると面白いですよ。

先生方の展覧会や仲間の展覧会、先輩後輩の展覧会を通して造形大学の洋画を俯瞰してみましょう。自分のポストが見えてきます。
山河全先生の展覧会は明日までやね。!!!(K.)