《洋画Ⅰ-1 牛骨鉛筆デッサン》
6月12(金)~14日(日)
担当:由井武人先生、水口裕務先生、古野恵美子先生
牛の骨、3日間、朝から晩まで牛の骨。文字にするとなんとも過酷そうですが、実際には3日間デッサンが上達しっぱなしの充実感と達成感にみちたスクーリングです。先週1回生の一番最初のスクーリングである牛骨デッサンが瓜生山キャンパスにて開催されました。教員も学生もそのほとんどが初対面であるスクーリングは初々しい緊張感のもとに始まります。一回生でも夏が過ぎた頃になると勝手知ったるスクーリングで和やかな雰囲気になりますが、始まりの緊張感あふれるこの時間もなかなか貴重なものだと感じました。今回のスクーリングでは1日ごとに自分の作品の写真を撮っておくことをお勧めしました。1日目よりも2日目の方が明らかに牛骨のプロポーションや形がしっかりしてきて、2日目よりも3日目の方が確実に立体感や質感が感じられるようになります。しつこく見てしつこく手を動かしていると画用紙の中に牛骨が立体感や存在感を持って浮かび上がってくる、それもやはり絵の面白さのうちの一つなんだと思います。
メーカーによる鉛筆の色味の違いなどを実験中。水口先生と息の合った漫才になりました。
初めてのスクーリングだった方お疲れ様でした。これは僕の持論ですけどデッサンは上手くなることは出来ても下手になることは出来ません。どんどん枚数を重ねて上達していくことを楽しんでください。そしてデッサンはこれから始まる奥深い美術の世界にいつもつながっています。より広い意味でのデッサン力を4年間で身につけていきましょう。古野先生、水口先生、ありがとうございました!
(報告:由井先生)
※受講者が多かったせいか、水口先生や古野先生もお手伝いされたにぎやかなスクーリングだったようですね。
先生方もお疲れ様でした。(Y)