【洋画Ⅴ-2 「人」】
後半9月27日(土)~29日(月)/担当:酒巻洋一先生
小林先生が担当された前半9月13日~15日から2週間のインターバルをおき9月27日~29日に後半の油彩制作のスクーリングを行いました。前半で取材からドローイングを重ねて結実させたエスキースを油彩にしていくわけですが、2週間の間に各自様々な思考を巡らし、どのような気持ちで後半に臨むかを発表してもらうところから始めました。
エスキースに準じながらも少しずつ変化していく人・前半とは別のエスキースを準備してきた人と様々なアプローチで油彩制作がはじまりました。
2日目になり二転三転、次ぎ次に浮かび上がるイメージを加えたり削ったり
まさに試みといった感じです。
エスキースはほったらかし?そんなことなないですが、画面に没入しています。
じわじわとエスキースで練り上げたイメージに近づいているようです。
絵具が乾かないことに悩みながら….
エスキースで固めたイメージから、ドローイングの新鮮な感覚に
立ち返るようにゆっくりと積み上げていきます。
三日目朝、これから大きく変化します。
三日目になるとすっかり会話が無くなり、アトリエの緊張感も
増していきました。ラストスパートです。
合評会の準備が終わって、まだ画面に触っている人も見えます。モチーフがある課題ではなく、自ら「人」の何をテーマとするのかに考えをめぐらせ、結実させた画面が並びました。お互いの作品に刺激を受けながら、それぞれの世界観が可視化された作品が並びました。3年次の課題「テーマの発見」「テーマの表現」の制作の手掛かりのなればいいなと思っています。6日間お疲れ様でした。
(報告:酒巻先生)
※酒巻先生、皆さんお疲れさまでした。(Y)