大学院1年次のスクーリングが行われたのは
10月16日（木）〜19日（日）の4日間でした。
前週までは毎週末、台風が上陸していましたけれど、その週は日本晴れ。
スクーリング前半は作品講評をたっぷり時間をかけて。翌日からは、4月から温めてきた
千秋堂での展示準備です。
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| 茶室玄関先にポスター |
以前大学院のポストカードドローイング授業の報告を致しましたが、今回はそれも使います。
千秋堂というのは、本学瓜生山の頂上にある伝統的な数寄屋建築の
「茶室」です。
裏千家14代淡々齊お家元が考案されて市中に建てられたものを縁あって本学に移築した由緒ある建物です。
そこの使用許可を得て今回の展示の運びとなりました。
さて、そのポストカードは？
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| 広間本席床の間の大軸に。 |
この屏風は院生の共同制作です。それぞれの作品を組み合わせました。
上、 玄関ホールはIさんの作品。
下、玄関脇の棚にも各自の絵を並べます。左からSさん。Nさん。Yさん。Kさん。
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待ち合い床の間4人の4作品 |
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上の床の間の横、明かり取りに作品を設 |
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| 待ち合い中袋の中にも作品 |
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| 展示空間をチェック。壁に映る映像も。 |
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| 映像監督のNさん。 |
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| 全体を確認Sさん。 |
展示も終了。翌日は数寄屋建築と美術についてお話をしていただきます。
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| 特別講師の飯島照仁先生を囲んで。 |
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| 実はなかなか正座が大変。 |
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| お話の後はお茶を一幅。 |
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| お茶を点てるのも学生です。 |
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| 学生の風炉先と、茶道具一式。 |
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| 割烹着もいいですね。これから迎えるお客様の準備。 |
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| 院生勢揃いです。 |
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| お客様を迎えて。 |
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| 先生方や今年の卒業生も来てくれました。 |
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| 院生二人 |
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| 晴れやかな一日でしたね。 |
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| そろそろ終了です。 |
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| 皆様ありがとうございました。 |
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| 一人水屋で一服。おつかれさま。 |
翌日は
青木敏郎先生をお迎えして。午前中の清々しい空気のなかで絵画について
熱く語っていただきました。
この2日間教室から離れて、ギャラリーとも全く違う異空間で作品を並べると、そこにはまた新たな絵画の表情が見えたのではないかと思います。座して見るということ。また午後になると薄暗くなり、ぼんやりとした照明のなかで眼を凝らして見るということも貴重な経験でした。
昔は当たり前だった畳にも慣れて、視線を低く生活する魅力にも親しみました。絵画はどこにでも置く事が出来ます。気取らずに生活空間を飾ること、晴れの空間としてしつらうこと、何か日本人のいい習慣がすこしづつ蘇った気持ちです。皆さんお疲れさま。（K.）
