(先週末に掲載したこのスクーリング紹介、写真が載らず誠に失礼いたしました。再掲載です。)
朝夕ひんやりとして秋風が気持ちよい毎日です。
今日は一年生のスクーリングを一挙紹介します。
汗だくだくのあの時が懐かしいなあと思われる学生さんも多いことでしょう。
描く体験というのは、モチーフに向かう自分と画面の関係だけではなく、季節や、気温や匂い
など、さまざまな物理的現象とともに肉体に刻まれていきます。
一年担当の諸先生とともに授業を振り返りましょう。紹介者は古野恵美子先生です。
朝夕ずいぶん秋を感じる季節になりました。1年次を担当しております古野恵美子です。この夏、京都で行われたスクーリングをいくつかご紹介したいと思います。」
「白の中の色って難しい」 |
「少しずつイメージ通りの色に近づいてきた」 |
8月13日-15日に行われた静物油彩では、猛暑の中、白い物がずらりと並んだモチーフを前に3原色+白、4本の絵の具を用いての表現にチャレンジしました。始めは真っ白にしか見えなかったモチーフの中に暖かみや冷たさを感じ取り、色に置き換えていく。絵の具でデッサンするような気持ちの作業が続きました。
古野恵美子先生による「白い静物」講評会風景
使える絵の具は限定された3色+白でしたが、完成した作品はそれぞれの個性に溢れ、画面から受ける印象は皆、違う雰囲気で3日間の取り組みが伝わってくる力作が完成しました。
8月10日-12日 牛骨デッサン 富士篤実先生
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「小人数でしたが密度の濃いスクーリングでした」 |
8月17日-22日 人体油彩 由井武人先生
「長丁場のスクーリングで体力的にはきつかったけれども良い作品ができました。充実です! |
8月30日-9月1日 石膏デッサン 藤部恭代先生