《卒業制作100号中間講評》
つい先ごろ10月15日(火)に、卒業制作着手者対象の中間講評が行われました。これは例年後半の卒業制作のため、途中経過を持ち寄り教員の講評を行う、スクーリングのように単位には直接関係しない洋画のサービスプログラムです。
もうすでに卒業までが見えてきた方々にとり、卒展に展示される集大成はとても気になるもの、
少しでも自作を充実させるのに悩んでいる時期ですので、毎年好評の行事です。
教室や先生方の授業の関係で、例年とは違い平日に行われましたので少し参加者は少なかったものの、関東からも駆けつけた方も多くA、B日程を併せて20名の参加でした。
13:00~16:00までたっぷり三時間、A日程中原・相見、B日程川村、山河という教員で10人ずつの参加者作品がじっくりと講評され、みなさん熱心に聞き耳をたてておられました。
一点のみの方や二点持参の方もありましたが、全体の印象はもうほとんど仕上がっているような方や、途上でとても興味深い展開を見せている方もおられ、なかなか頑張っていただいているな~という感じで好印象でした。
来られていなかった方、まだ途上で不安いっぱいの方もおられることと思いますが、来ておられたみなさんも不安を抱えながら自分の展開を精一杯絵画にしようと頑張っておられるのは同じこと。
あまり心配せず、頭を悩ませるよりもしっかりと絵具と筆をつかって画面上の充実を図って下さい。
いよいよ11月には卒制後半のAB合同スクーリングが始まります。絵具がしっかり乗ってくれば自信にもつながりますし、11月からの画面展開が如何様にもできます。迷わずたゆまず努力していただけることを祈っております。
※今年度の卒展もいろんな作品が並びそうで楽しみですね。(Y)