【2019年度洋画卒業制作4報告】
フォローアップ:11月21日(金)13:20~17:40
卒業制作④:11月22(土)~23日(日)
京都担当:川村・山河・由井
東京担当:奥田・山本
今年もそろそろ年末が見えてくる季節になり、少しずつ冬の気配がせまってきました。
先日報告の通り、京都では恒例の「洋画教員展+卒業・修了生」小品展であるPAINTINGS20+がギャラリーヒルゲートで行われました。
その会期終盤に重なり、京都と東京で同日開催の卒業制作④が行われました。
本日はその報告です。
いよいよ卒業制作も後半に入り、みなさん自作充実に向け気合いが入ってきました。卒業制作最終提出の直前に提出するポートフォリオと副論も次第に仕上がりつつあります。
東京卒制B日程も同時に外苑キャンパスでスクーリング開催!
京都の報告後に続きます。
22日:京都卒制④事前フォローアップ
フォローアップは自由参加ですが25名の方が参加されました。
それぞれが真剣な面持ちで講評やアドバイスに聞き入ります。
意外に、二点を仕上げに近い形で持ってこられた方が多かったですが‥
それでも更にどうすれば良いかが問題なのでしょうね。
スクーリングでは合評が行われませんので、全部とはいきませんが、ズラッと並んだ
フォローアップでの力作をご紹介します。
一枚目に集中される方や、二点を同時進行する方、悩みに悩んでいる方もおられますし、
すべての方がフォローアップには来られませんが、ざっとこんな雰囲気です。
みなさん本当に自宅で思い切り描いていただいているようで頼もしい限りです。
と云うと焦る方もおられるでしょうが、自分は出来てないと悲観する必要はありません。
仕上げの方向さえ見えれば、やっと後半戦まだまだ時間はあります。
如何でしょうか、この真剣な眼差し!とは云っても、
まだ卒制④ではなく前日のフォロ―アップなのですが‥
この後‥川村先生のミニ講義をお聞きして17:40に終了しました。
■京都卒業制作④
さて、いよいよ卒制④本番です。出席後に予定確認をしてスクーリングへ突入!
京都は全員で39名、やはり多いですね。
今回は京都は川村・由井・山河の三教員で担当させてもらいました。
一日目から担当を分けての、事前課題ポートフォリオとプレ副論のチェック。
それぞれ100号の指導も含め両テキストの指導など盛りだくさんでした。
チェック後には、私達は三教室に分かれたみなさんの机間を周りそれぞれの意見を‥
先生はいろんなことを言うのですよ‥
みなさんそれを聞きつつ、取捨選択しながらの制作です。
ああして‥こうして‥どう仕上げていくか?
それぞれがなんとなく自分の最終ビジョンを作っていく時期でもあります。
このテーブル風景が、ちゃんと作業をしてきたのを物語っています。
実際のご自宅ではもっとすごい状態でしょうが‥
油彩ありアクリルありですが、皆さんこの絵具だけで100号という大画面に自分の世界
を作り上げているのです。本当にすごいと思います、自信を持って下さい。
ただ泣いても笑っても学生生活もあと少し‥
何が出きても大丈!悔いのないようやりきりましょう。(Y)
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ここから
東京卒制B日程も同時に外苑キャンパスでスクーリング開催!
ここまできたら制作が重要。これから卒業して大学から離れても一人でやっていける力をつけることがこの卒業制作では大切です。我々はそこのところを支援していきます。そしてポートフォリオも副論も記録と頭の整理にはとても役立ちます。絵を描くことは頭の中に溜まった様々な希望欲望蜃気楼を吐き出すこととも言えます。ただ出しっ放しは自分勝手のガキ大将ですから、形を整え客観性を持たせます。
さて、
もちろんどなたの作品かは一目瞭然ですがまだ未発表の作品です。お披露目は卒業制作展ですので、あまりお見せしない方が良いかとも思います。みなさん想像力豊かに組みたたてください。
東京は山本先生、
いつもながらのクールなご指導と特別講義で、これまた超クールな作品を拝見いたしました。
制作風景もちょっとだけ。
また次回。
12月7,8日はすぐそこですから細かいことは言いません。そして、良いクリスマスが巷に溢れる中、良い年越しができますよう12月を乗り切りましょう。(O)