暑い夏の最中次々とスクーリングが続きますが、教室は涼しくても外はうだるような暑さです。先生だけでなく受講生のみなさんも思った以上に疲れると思います。体調には十分注意して下さいね。
《洋画Ⅴ-8 構想》
前半:8月7(金)~9日(日)
後半:8月28(金)~30日(日)
担当:一居孝明先生
洋画Ⅴ-8構想のスクーリングを終えました。
受講された皆さん、暑い中でのスクーリングお疲れ様でした。
このスクーリングでは、自分のテーマの発見、エスキースへの展開、そして30号油彩を完成させていきます。
初日は、各自事前に準備した資料やアイディアスケッチ等を元にプレゼンテーションから入りますが、皆さん事前準備もしっかりとできており、自分の考えを自信をもって生き生きと話していました。
一日目、最初のプレゼンテーションでは、それぞれの発表に真剣に耳をかたむけ、質問をしたり、活発な意見交換もありました。自分の考えをより確かにできたのではないでしょうか。
さて、それでは、自分のテーマと表現探しの始まりです。じっくりと構想を練っていきます。
いよいよエスキース制作です。
前半3日目は、エスキースが完成に近づくにつれて、初日のプランから更に自分のテーマや考え方が明確になったと思います。内容も充実していました。
後半1日目は、前半のエスキースを元に5~6割自宅で制作してきた途中作品を
発表しました。
発表しました。
本格的に完成に向けて油彩制作です。油絵の具では表現できないと判断した人は、アクリル絵の具を使用したりと、自分の表現にあった描画材料を積極的に使い、より強い独自表現を探っていました。
う~ん行き詰まってきたな~作品を上下逆に見たらどうかな?
後半2日目は、卒業制作B日程の見学もさせていただきました。益々意欲がでたようです。
後半最終3日目は合評会です。
どの作品も個性的で、一堂に並ぶと圧巻です。それぞれに力のこもった作品になったと思います。それぞれ自分の確かなテーマが見えてきたようです。今後の自由制作に生かしていって下さい。
(報告:一居先生)
※これまでの課題制作と違い、自らの発想を活かすための課題ですが、いざ自分の思った絵を描こうとしても、なかなか思うようにいかぬものです。
今回のように先生の指導のもと、自分らしい表現への道はなんとなく解っても、一度や二度で身につくものではありません。
理解が進んだ方も、そうでない方も繰返し自分の想いを画面に挑戦していく中で、次第にしっかりとした表現となっていきます。
このスクーリング後も、忘れぬうちに指導で受けた或いは友人から受けた刺激をバネに、どんどん描く習慣をつけていただくことが何よりの学習になります。
うまくなることは絵具や筆と仲良くなること、画面と何度も向き合うことからしか生まれません。熱中症に気を付け絵を楽しめるようにしていきたいものです。(Y)