今日は先日行われた東京での静物木炭デッサンのスクーリングの模様をじっくり見ていただきましょう。
主担当の先生は、いつも熱心できびきびとした津上みゆき先生。
そして今回は1年次の由井武人先生が京都から助っ人に来ていただきました。
今回東京の抽象の授業で外苑キャンパスでのご指導の山河全先生も、両教室を行ったり来たりしていただいたとか。
何とも贅沢な3日間でしたね。
その充実した風景をご覧下さい。報告してくださるのは津上先生です。(K.)
静物木炭デッサン
2017年7月14ー16日 @東京
(課題内容)
室内に配置した静物を、全紙サイズの木炭紙に木炭でデッサン
(課題目的)
・物と物との関係性について
・デッサンにおける色の表現
・基本形態の把握
など
(1日目)
午前
・木炭デッサン導入
・モチーフの設置
・クロッキー 数枚による、エスキース(下絵)作り
午後
・クロッキーを並べて、エスキースの寸評
・位置、構図の決定
・描き出し
今日は京都から山河先生がいらっしゃいました。初日の良い緊張感の中、クロッキー、エスキース、構図など、絵作りについて、思いを深めました。
2日目)
今日から2日間は京都から由井先生。別の教室で授業中の山河先生もご参加、多彩なアドバイスの中で描き進めます。
午前
・由井先生による、木炭デッサン導入
・制作
・画板を並べて寸評
午後
・制作
・画板を並べて総評
木炭と木炭紙での豊かな表現について、具体的なアドバイスを得て、画面が動き出します。
3日目)
あっという間に最終日。
それぞれのペースで、見る時間、描く時間を、丁寧に過ごしていきます。
午前
・制作
午後
・制作
・講評
・片付け
遠くから眺める時間も描く時間です。今日も山河先生のご指導が頂けました。
指全て使って、木炭を取ったり付けたり。
細い木炭で線描してみたり。
画面の端まで丁寧に。
講評会の様子です。
3日間の積み重ね、31名の作品が並ぶと壮観です
(さいごに)
絵を描くということは、はじまりも終わりもないのかもしれません。遊び心と冒険心で、自分自身の限界を超えて広げて。同時に、様々な美術・文化に触れて、自分の美意識や常識の領域も、随時更新していきましょう!
(報告 津上みゆき先生 & 由井武人先生)