この前4年の卒制スクーリングが終わったばかり。
この報告はまだでしたね。山河先生お願いしま〜す!
そして今週末から大学院のスクーリングが始まります。
師走を迎えて、こうしたスクーリングやら入学説明会やらで、私たち教員は東に西に走り回っています。ホント師走。
今日は現在京都市美術館で開催中の二科展と独立展の紹介を、
…と思いましたが、なんと大半が写っていません。
どうして?
私愛用の携帯電話はカメラ機能がよくて、便利なのですが、
このところミスが多いのです。
もうだめかもしれない…。最後のガラ系。
そんな訳で会場風景など殆どだめでごめんなさい。(こんなこと前にもありましたね)
さて京都市美術館はこれから2019年まで休館します。岡崎の本館のほうです。
従って来年から各公募団体展もしばらくここでは見られません。
私その意味で感慨深く二科と独立展を拝見してきました。
こちら、中原史雄先生の作品です。 いつもとちょっと違うと思いませんか? そうなのですね。 よく使用されるカドミウムレッドが輪郭線に少し使われているだけで、 今回の色彩の 主役はホワイト・グレーです! 何か意味深ですね。人の形も少し抽象的です。 ご興味のある方は中原先生によるギャラリートークが12月3日午後3時から行われますから お聞きになっては如何でしょうか。 ぜひお出かけください。 |
この作品は本学出身で、学部の非常勤も務め、
現在ADストアー勤務の山岡明日香さんの作品です。
いいですね!
初々しく勢いがあり、しかも女性の感性が息づいて
しっとりと情緒もあります。二科展の有望な女性作家になって下さいね。
私は学生時代4年間ほど出展しておりました。第40回くらいの頃でしたかしら。
当時の同級生が現在は会員として頑張っていました。
ここに入ると、恩師や学生時代のことが思い出されます。
確か水口先生も出展されていましたよね?
そんな訳かどうしてか、肝心の作品がボツになっておりまして、
森田康雄先生の作品を紹介できなくて残念です。フォービズムが源流の独立展は混沌濃密な絵画が多いことで知られていますが、現在はかなり変わってきました。とりわけ森田先生の絵画はドローイング的で軽快。どこか藤田嗣治を思わせるパリの匂いがします。
こちらもぜひお出かけください。
下は何でしょう?
京都市美術館改修工事の為に、入り口付近に設置されたバリケードみたいなものですが、
なかなかよくできています。古き文化遺産のこの美術館の内部空間はこういった大理石の壁にマントルピースなどがあり、西洋文化を早々と受け入れた折衷の様式がこの美術館の至る所に残っています。その部分写真をプリントしたものですけど、何だか絵画的だなと思いました。
どういう形でこの美術館が新たな装いになるかは興味深いところですね。
しかしながら100億を超える工事予算を獲得する為に考えられたネーミングライツという、(公共の建物に企業が参画してお金を寄付する)しくみ。その為に企業の名前がつけられる訳ですが、京都市美術館も、京都市京セラ美術館になる事に、市民の声が賛否両論上がっています。どうなるのでしょうか。
ともあれ京都市美術館は、お正月の日展以降休館になります。
さて、12月4日(日)には本学にて、入学説明会が行われます。(山河先生×由井先生)教員のミニレクチャーもあり、盛り沢山の内容です。洋画コースに興味のあるご友人にぜひご一報くださいね。
12月11日(日)は東京外苑キャンパスでも行われます。(こちらは川村が担当します。)
皆さんのお手元には雲母12月号が届いているでしょうか?しっかりとお目通しくださいますよう。(K.)