1月16日、17日は東京外苑キャンパスにて、冬の一日体験入学が行われました。
洋画は16日。
沢山の体験希望者が来られて洋画は超満員。
48名の参加者が一斉にシャガールの絵画に水彩で挑戦しました。
最近「ぬり絵」がすごく流行っているそうですね。
細かい線引の画面を丹念に色彩色していくと、無心になり、自分の心模様が色と形になぞらえられて大人気なんだそうです。
確かに絵画は鑑賞していても、また描くことでも私たちに大きな力や勇気を与えてくれます。
今回挑戦された皆さんもシャガールの絵画を通して学ばれたことや感じられたことが多かったことでしょう。
中原先生や山本先生の指導のもとどのような時間を体験されましたか?
体験入学の模様を写真で紹介いたします。
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教室は満杯。何枚描いても構いません。 |
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中原先生の指導も熱が入ります。 |
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パステル調の色彩 |
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画用紙に筆と絵具。そして水さえあれば、絵のはじまり。 |
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丁寧に、思いきって。 |
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こうして混色すると、また面白い色ができる。(中原先生) |
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1枚目が出来上がったら順番に展示していきます。(山本先生) |
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シャガールの絵が皆さんそれぞれの色彩によって、見え方が違いますね。 |
作品の一部を紹介。
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2枚目に。 |
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こうして、描くほどにパレットの色数が増えていきます。
皆さんご苦労様でした。中原先生、山本先生お疲れさまでした。
こうしてシャガールの絵画に臨まれてどのような興味がめばえてきたでしょう?
絵画は形や構図、構成が大きくものをいいます。その上で色彩の果たす役割がその形態を左右するほど大切になります。皆さんはそのサワリの部分を体験していただきました。
色を施す事によって、同じシャガールの構図でも異なったイメージが生まれます。こうして自分一人の力で表現することによって、描くことの糸口を見つけられたのではないかと思います。
一昨年京都の秋の一日体験で同様にシャガールが行われましたが、興味のある方はそちらもご覧下さい(2014年10月)。(K.)
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