3年生「人」スクーリングを担当された富士篤実先生から報告いただきます。
4月30日~5月5日にかけて「洋画V−2(人)」のスクーリングを行いました。
「人」をテーマに各々で取材から始め、制作を進めていきます。
3年次から始まる自由制作のための手掛かりになる課題かと思います。
テーマが「人」と言われてもなかなか難しいものでしょうね。
絵の中に人物を入れるだけで、テーマに即したものになるのだろうか?
そう言う事を考えてもらいながら試行錯誤し制作されたスクーリングになりました。
ゴーヤの種をじっと見つめていると顔に見えたそうです。わかる気がする。
この光景は「子どもの私」からみた「大人の世界」なのかな?と感じました。
新境地の開拓か?BLUE&Black!!?
ヴィーナス像。永遠のテーマですね。
過去のご自身の体験を元に描かれた絵。現実か幻想か…不思議な世界。
透明感を意識された作品。油彩で水彩のような色使いを目指す!?
物欲をテーマに描かれた作品。シリーズで続けてみて欲しい。
神様をつかまえた。そんな物語が浮かびました。
以上が今回紹介された学生の作品です。皆さん思い思いの「人」が登場しましたね。
今回の課題は6日間で30号を一枚完成させるというハードなものでした。
それぞれがどのように「人」を捉えるか。
3年生がこれから自らの視点を探し、どのような作品を描いていこうとするのかを考え始める手始めですね。これからも悩みながら、でも楽しく制作してください。
富士先生、皆さんお疲れさまでした!(K.)