京都では早くも祇園祭のお囃子の稽古の音が烏丸界隈に流れています。
もうすぐですね。でもその前には決まって雷の轟く大雨。
そして梅雨があけるのですが。こんなにいいお天気だとかえって心配です。
さて、
このところスクーリング報告が続きますが、今日は二つの教員展覧会のお知らせです。
中島一平展 new drawings
2014.6/16~ 28(日曜日休廊)11:00~19:00 (土曜日17:00)
中島一平先生は3年生担当の先生です。主に抽象表現の指導をしていただいています。
既に受講を済ませた4年生も多いでしょう。またこの夏お世話になる学生は、その前に
先生の作品を見る機会があるわけですから、ぜひお出掛けください。本日から開催されています。
次は私、川村悦子の個展です。京都、東京、福岡と巡回しますので、お近くにお越しの時はお立ち寄りいただくと幸いです。私は4年生の担当です。
川村悦子「蓮 × 聯」展
2014, 6/21~7/6 10:00~18:00(会期中無休)
ぎゃらりー思文閣 京都市東山区古門前通大和大路東入元町386 tel, 075-761-0001
2014, 7/10~20 10:00~18:00
思文閣銀座 東京都中央区銀座5丁目3-12 tel,003-3289-0001
20147/26~30 10:00~18:00
思文閣福岡 福岡市中央区赤坂1丁目14-22 tel, 092-735-1000
今回私の個展では和紙に水彩と油彩で「蓮」を描きました。「聯」(れん)という極端に細長い軸形式の絵を描いた訳ですが、支持体が変わることによって、素材の性格がよくわかりましたし、また縦長の構図にも制約がありましたが、日本古来の絵画の様式はとても新鮮に感じました
中島先生の個展会場は大阪の老い松通りという骨董街を通り抜けていきます。(他のルートからでも行けますけれど、)でも新しいギャラリーと古い骨董屋が軒を並べているのは面白いですね。私の個展会場も京都は古門前という骨董街にあります。以外とギャラリーの経営者は新しい物と古い物を扱っている方が多いのです。故きを温ね新しきを知ることは私たちにも大切なことですね。(K.)