どうしようかと迷ったのですが、先日
12月13日〜15日に行われた4年生の卒制のスクーリングでの皆さんの姿が魅力的でしたので、公開する事にしました。
といっても今回は卒制の作品紹介ではありません。
それを制作されている皆さんの
後ろ姿?です。
絵画が無言で語りかけるものならば、その制作者の後ろ姿もまた無言で何かを語っているように感じます。
このブログをご覧の皆さんも、彼らの後ろ越しに卒制風景を覗いてみませんか?
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ずっと立ちっ放しで制作。 |
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制作が進むとともに筆もどんどん増えていきます。 |
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描く、消すの積み重ね。何を拾うか、見つけるか。 |
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作者の衣服の色彩と絵の色彩って不思議に似るもの。 |
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何層も絵の具を塗布して画面に厚みを。 |
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絵を立てかけたり寝かしたりして絵の具の筆触を試します。 |
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心の中ににあるものを見つめて。 |
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何度も調子や色を見返します。 |
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油ではなくアクリルで、自分の手を。 |
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同じくアクリル絵の具使用です。寝かせて絵の具を定着させます。 |
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細かい線をサインペンを使って試みます。 |
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こういう絵の具の扱い、私と似ています。蓋しめるの忘れるのですよね? |
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おじいちゃんは大事なテーマ。 |
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いつもキャンバスと自分との距離が保たれています。 |
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この作品は上下で繋がるもの。 |
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空気を求めて。 |
作品に向かう学生の皆さんはみんな真剣そのもの。
絵の具やキャンバスという素材を通して、これら四角い画面がどんどん変貌を遂げていきます。それぞれの心に在るもの、その姿をモチーフを通して、記憶を通して、有形のものから無形のものまで、求めるものの夫々のカタチを見つける為に描いたり消したりの連続です。次回2月の卒制スクーリングが最終回ですが、今回はA,B,クラス合同の授業で、4つの教室で制作が行われました。最終ラウンドに向けて全力投球の三日間でした。(K.)