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2013年12月12日木曜日

洋画コース大学院2年次スクーリング報告


皆さん こんにちは。

さて今回は大学院のスクーリングを紹介しましょう。
大学院は学部に比べると人数も少なくなります。
4年間でスムーズに卒業できる人は多くはありませんから、まだ上があるの?と思われるかもしれませんね。

では大学院では皆さんどのような目標を立てて進もうとされるのでしょうか?

まあいろいろです。

私のことを申せば(古い話で恐縮です)、4年生になって急に制作が面白くなってきて、もっと描きたいと渇望するようになりました。たいして高邁な志があったわけではなく、ただ、今大学から去れば自分の制作の道が途中になるのではないかと恐れたのですね。

学費は自分で捻出せねばならず、あのころの感覚を思い出すと「生きている!」という身体に血が流れる音を聞いているような錯覚に落ちます。(なんて大袈裟!?)
多分通信の学生さんたちも、こういった出発ではないでしょうか?

今日の大学院のスクーリングは2年生の授業風景です。
皆さん積極的ですよ〜。

現在4年生の皆さんは明日から3日間のスクーリングが始まりますから、それどころではないと思いますが、これからが本当に自己を表現することにはまる時期です。もうひとつ段階を上がる事も視野にいれられてはいかがでしょうか。

大学院2年生の5月スクーリングから11月スクーリング風景。

修了作品へのプレゼン。

制作空間も広いですね。

ともかくエスキースは何枚でもOK


キャンバスの大きさも各自の作品内容に応じて自分で決めていきます。


担当の森田康雄先生と個人面談

晴れやかな笑顔。制作は面白い!?


絵画って人を表すのでしょうね。絵の中のPタイルのパターンもエプロンの模様も楽しくてにぎやか!

修了展を意識して気合いが入ります。


上の写真は修了論文の指導をされている中原先生と学生さんです。
大学院では、学部4年次での副論をさらに内容に精度を加えたものを執筆します。
それを研究ノート、制作ノートと呼びますが、通学同様院を修了するのに際して修了審査を受けます。
作品とノートという二つの成果物が審査対象です。絵とノート、まるで自身の肉体と思考を見える形にしたものですね。学位を獲得するために、作品だけでなく文武両道多いに励む事になります。勿論大変ですけど、それを通過する時には、皆さん精根尽きたというくらい一生懸命。とてもいい風景です。(K.)